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第9回 MN杯【スタートチャージ5/キリコ禁止ほか独自制限あり】開催後レポート


はじめに

ミツです。
8/12の21時から、デュエル・マスターズ プレイスの非公認大会〈第9回 MN杯【スタートチャージ5/キリコ禁止ほか独自制限あり】〉を開催しておりました。
この記事は第9回MN杯の開催後レポートとなります。



大会結果

参加者数は6名。スイスドローBO3形式で、全9試合が行われました。

第8回の優勝を勝ち取ったのは、【火抜き4c ライオネル夏のトリガー祭(獅子頂龍トリガービート)】を使用された、「SLS」選手です。改めて、優勝おめでとうございます!

優勝者デッキリスト

他の参加者のデッキタイプ内訳は以下の通りとなります。

【光自然t水闇火 ヘブンズ・ゲート入りビッグマナ】
【水闇火t光自然 石碑ビートダウン】
【水火自然t闇 キャロル軸ビートダウン】
【光抜き4c ランデスシーザー】
(準優勝)
【5c ゴッドオーケストラ】

(各1名)

【キャロルビート】【石碑ビート】をはじめ、全体的にビートダウンを前提とした前のめりなデッキが多い印象です。【ランデスシーザー】【ゴッドオーケストラ】も進化獣のアタックトリガーがキーになっています。
そんな中で優勝を飾ったのは【獅子頂龍トリガービート】。フルクリーチャーかつコストを比較的散らした構築は第3回優勝【超次元デストラーデ】を思わせるもので、こちらにも《龍聖大河・L・デストラーデ》が採用されています。ST枚数は《ラブリー・ハート》を含め驚異の24枚。対面したのは【ビッグマナ】【石碑ビート】【ランデスシーザー】でしたが、他の2デッキが相手でも十分に勝ちを狙える、デッキ傾向に見事刺さったデッキだったといえましょう。
構築上ではやはり新カードを投入したデッキが目立ちました。特に面白かったデッキは【石碑ビート】と【キャロルビート】でしょうか。
【石碑ビートダウン】はいわゆる【オボロセカンド】と【リキッド・ピープル】の折衷派生形で、《月光電人オボロカゲロウ》と《天災超邪 クロスファイア 2nd》を《神秘と創造の石碑》で増殖させ《キリモミ・スラッシュ》で走らせるワンターンキルルートが狙えます。ちなみに主催者は【オボロセカンド】で出ようとしてましたが、【石碑ビート】を使った方のツイートをTwtter(現X)で見かけるまではワンターンキルルートに気付きませんでした。
【キャロル軸ビートダウン】のキーカードは《夜露死苦 キャロル》。これをディスカードのコストにして手札を稼ぎ《ルナ・コスモビュー》のG・ゼロ条件を満たしたり、盤面に出して《イモータル・ブレード》でモヤシスレイヤーにしたり《無重力 ナイン》を横展開するなど徹底的に使い尽くす、非常にユニークなコンセプトです。

次回大会は21弾環境後半となります。
記念すべき第10回にどんなデッキが現れるのか、楽しみにしております。



MN殿堂(禁止・制限)について

スタートチャージ5という特殊な環境下でのデュエルを楽しんでいただくため、「MN殿堂」と称し、全3種の禁止・制限ルールを施行いたします。


リミテッドMN殿堂

L(リミテッド)MN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。

今回、新たにLMN殿堂に指定されるカードはありません。


MNオーバー殿堂

MNO(オーバー)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。

今回の活躍およびアンケート結果を鑑みて、2枚のカードを指定します。

スタートチャージ5においては、最初から5マナ使えるという性質上、ほとんどのデッキが6コスト帯を初動に据えており、かつ軽量マナ加速もあまり採用されない傾向にあるため、マナ破壊(ランデス)戦略の効力が通常環境よりも強くなっております。
また、主要なランデスカードは最速で2ターン目に使えるものがほとんどであり、先攻から素早くそういったカードに繋がれた場合、逆転は困難となってしまいます。
ランデスカードの多くは単体で勝ちに繋がらないいわゆる出張カードであるため、規制しても一発でコンセプトが崩壊してしまうデッキは非常に少ないものと判断いたしました。

まず、1マナ加速から2ターン目に繋がってしまう8コストという軽さ、たった1枚で盤面とマナへ与えられるダメージの大きさから、《英知と追撃の宝剣》をMNO殿堂に指定します。

MNO殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。


次に、非常に多くの対策カードをすり抜ける一方、様々な踏み倒しカードに対応する凶悪性、また広げるアドバンテージ差の大きさから、《偽りの王 ヴィルヘルム》を、MNO殿堂に指定します。

MNO殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。


MNプレミアム殿堂

MNP(プレミアム)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚も採用できません。

上記2枚に近い理由から、1枚をMNP殿堂に指定します。

《勝利のリュウセイ・カイザー》は、マナを疑似タップインさせることで、相手の本来のマナカーブを妨害する能力を持ちます。これが先攻で立った場合、後攻プレイヤーは本来の6コスト初動を使えず、大幅に遅れをとることになります。1ターン~3ターンで勝負を決めることも多いスタートチャージ5において、これは許容できないものであり、メタクリーチャーの一種でありながら、後攻不利をひっくり返すのではなくむしろ先攻有利を助長するカードであると判断いたしました。
MNO以下枚数制限ではなく禁止に踏み切った理由としましては、既にMNP殿堂に指定されている《ヴォルグ・サンダー》同様、1枚でも十分に仕事をしうるサイキック獣であるためです。
多くマナブーストのモードで併用される《超次元リュウセイ・ホール》を規制することも考えましたが、水闇火の3色コマンド・ドラゴン/ハンターサイキックであるため呼び出し手段は非常に多く、《勝利リュウセイ》の問題点を解決するには至らないものであるため、そちらの規制は行わないものとします。
また、同様にマナタップインを有する《停滞の影タイム・トリッパー》《未知なる弾丸 リュウセイ》についてですが、前者は汎用性に欠けたメタクリーチャー、後者は単体での1ターン着地が不可能であるため、規制は見送ります。
以上の理由から、《勝利のリュウセイ・カイザー》を、MNP殿堂に指定します。

MNP殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚も採用できません。


MN殿堂解除

環境やカードプールの変化を鑑みて、制限が緩和、もしくは解除される場合があります。

今回、MN殿堂を解除されるカードはありません。


MN殿堂まとめ


大会アンケート結果

BO3/2本先取であることの告知

大会開始時アナウンスの文言のうち、BO3開催時の文言を、以下の通り修正します。

旧文言:なお、今回はBO3で開催いたします。
修正後:なお、今回はBO3(2本先取)で開催いたします。

「制限カードや過去の優勝デッキレシピが見やすい場所にあるとよい」というご意見について

本来であれば、大会ツイートにツリー形式で制限カード一覧を示していましたが、第9回では失念しておりました。大変申し訳ございません。
優勝デッキについては、主催者のnote「MN杯 優勝デッキアーカイブ」を同一ツリーに追加いたします。貴重なご意見ありがとうございます。

開催日について

「16日以降にするとランクマッチ報酬が手に入ってデッキが組みやすい」という意見をいただきました。
特に現在の開催日時にこだわる理由もなく、また主催者自身カードの調達に四苦八苦していたところですので、次回以降は少し後ろ倒しにさせていただきます。ご意見ありがとうございます。

主催者の新アカウント名について

これはX(旧Twitter)において、それまで使っていたアカウントが凍結され、新しくアカウントを開設した場合、新アカウントで旧アカウントと酷似した名前に設定するとすぐにまた凍結されてしまうという情報に基づき、アカウント名を変更するために募集したものです。
大変唐突にお聞きしましたが、皆様答えてくださり本当にありがとうございます。
この後の「お知らせ」の項において新アカウントIDとまとめて告知させていただきます。


次回開催(第10回 MN杯)について

開催日時

エントリー開始は9/2の0:00、開催は9/16の21:00を予定しております。

大会形式

スイスドローで開催いたします。
今回同様、参加者数が8名以下であるならBO3、9名以上ならBO1となります。


お知らせ

主催者アカウントの凍結、および変更後の新アカウントについて

8/10より、私の個人アカウント「miTSu noir」(@NoirMitsu)が永久凍結されました。
それを受け、新たにアカウント「ウシミツドキ」(@32_noir)を開設いたしましたことを、この場を借りて告知させていただきます。改めて、アンケートの名前募集にお答えいただき、ありがとうございます。
前アカウント同様、このアカウントからの投稿は個人的な話がほとんどとなりますので、フォローの必要はありません。

Discordサーバー

現在、スタートチャージ5の対戦・デッキ構築相談などを目的としたDiscordサーバーを運営しております。
Twitterやnoteの投稿など告知事項の共有も行っております。
よければご参加ください。


おわりに

第9回開催後レポートは以上となります。
MN杯は今後もスタートチャージ5を楽しめる場を提供することを目的として活動を続けてまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

  MN杯主催者 miTSu noir改めウシミツドキ

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