悲劇喜劇最新号を読んでて。

これからの演劇界を担うとかまじでどうでもよくないですか。
そんな個人のエゴイズムよりも誰が担っても結局これまで一向に解決出来ずにいたハラスメント問題を解決したりより良い環境を作る為に一人一人が働きかけたりすることの方が後進のためにも大切なことなんじゃないですか。

これって演劇をやる"以前"の話だと思うんですよ。
やるべきことをやってないで時代を担うとかちょっとどこ見て言ってんだろって思います。
国が無茶苦茶になってるのにオリンピックやったのと同じだと思うんですよね。何も学んでないと感じる。

実際演劇やってるだけで被る理不尽な苦しみから一人でも救うことの方が尊くないですか。

そういうことから目を逸らして先へ先へと望む「未来」ってなんなんですか。

そこには本当に「希望」ってあるんですか。

「評判の良い芝居を作る」ことだけが演劇界を担うってことなんだろうか。
きっとこれまではそうだった。
これからもそれで良いんだろうか。
「次世代にどんなより良いものを手渡すことが出来るのか」っていうのもこれからは目指すべきではないのだろうか。

凄くセンセーショナルな企画に対して根本的な時代への目線が欠けているんじゃないだろうか。

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