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19 , 年率 運用利回り

投資信託楽天VTI は、実は、アメリカに本家があります。それが、バンガード・トータル・ストック・マーケットが運用している、ETF VTI です。

ETFとは、わかりやすく言うと、上場投資信託の事です。

日本の投資信託は、非上場で、運営されていますが、アメリカのETFは、株式市場で、売り買いする事が出来る様になっています。

このあたりの話しを詳しく説明していくと、中級者の道に一歩足を踏みいれることになってきますので、詳しい説明は割愛させていただきます。

いずれにしても、言いたい事は、投資信託 楽天VTI は、出来てからまだ、日が浅く、長年の運用率を知る事ができません。これでは、右も左もわからないまま、進むことになってしまいかねないので、アメリカのETF VTI を紹介することにしました。

ETF VTI の歴史は古く、2002年あたりから、過去のデータを、調べることが出来ます。これで、楽天VTI の年率運用利回りも、大体予想出来るようになります。

以下、Bloomberg 社のデータから、抜粋しました。

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ここでは、最大、5年トータルリターンまでのデータしかみれないですが、VTI の年率の運用利回りは、5年と言う短い間なら、17.37%の結果を出していて、優秀です。これが、10年、20年となってくると、平均すると、税引後で、年運用利回り8%と割と低めかなと思う程度に見積もって、今まで計算しています。低めに見積もって置かないと、あとあと、がっかりするので。。

そして、ナスダック100インデックス指数は、アメリカのETF は、QQQ(トリプルキュー) と言われています。

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NASDAQ100 は、自分が計算する時は、低めに見積もって、年率16%としていますが、上の5年での年率運用利回りは、26.90%となっています。

なので、NASDAQ100は、成長可能性もまだまだ大きいので、上振れして来る可能性も十分あり得ますが、あまり期待し過ぎると、そうならなかった時にガッカリするので、この辺りは大体で。

この記事で、申し上げて置きたかったことは、4%ルールの仕組み、意味です。

VTI は、まぁ、低めに見ても、年率8%の運用率は出して来るだろうから、1億の4%を取り崩していくなら、8-4%で、まだ、残り4%以上の伸びをしていくから、取り崩しても資産が増えていくという考え方になります。

4%ルールとは言われていますが、ただただ算出して、これなら、崩れないだろう、、、と、ネーミングが覚えやすいので、この言葉があるのです。

更に言っちゃえば、QQQは、16%と仮定しています。

だから、低く見積もっても、10%くらいは、年間に取り崩しても問題ない算段になりますが、、

ここは、落ち着いて。

1億のお金の一部を取り崩す時は、くれぐれも慎重に、と付け加えておきます。

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