メディバン色塗り3枚目到達 - 感想と参考動画
3枚塗り終えた感想や覚えたことを整理したいと思います。
1枚目 初音ミク
線画:きゃま - 線)はちゅね!(画
https://www.pixiv.net/artworks/36586285
とにかく意識したことは線画の内側から色が飛び出さないようにすることでした。使ったのはペンツールとバケツ、エアブラシです。
光と影は山勘で書きました。
2枚目 サイレンススズカ
線画:yuki - サイレンススズカ
https://www.pixiv.net/artworks/90637368
このイラストで自動選択ツールを使うようになりました。下塗りの際や光陰を入れる時に便利だと思います。選択範囲外は塗られない性質をうまく利用していきたいですね。
バケツの隙間閉じ設定やツールのショートカットを覚えることで効率が上がりました。
ありがたいことに光と影は見本が用意されているので山勘で書く心配がなかったです。レイヤーで見本を薄くして書く方法もあったのですが、今回は目で見ながら光陰を入れていきました。
実は肌の色はピンク・黄・緑をレイヤーしていて、綺麗な肌色がでるまで苦戦していました。この方法は時間と容量の面で良くないと思ったので次からは一色でやろうと思います。
初めてしっかりと光と影を塗ったのでかなり時間がかかりました。
3枚目 トウカイテイオー
線画:yuki - トウカイテイオー
https://www.pixiv.net/artworks/90666626
前回に比べ、塗り時間は3分の1に短縮できました。前回(サイレンススズカ)では影をフリーハンドの丸ペンとバケツで入れていました。そうすると書き直しに時間がかかってしまいます。その解決策の一つとして、ディープブリザードさんの講座で塗りつぶしブラシを知りました。バケツツールを必要とせず図形が一瞬で出来上がるので効率的です。世の中のイラストレーターに、塗りつぶしブラシ禁止で影の多いアニメ塗りをさせたら発狂するのではないか?そう思うぐらい便利でした。
前回の問題点だった肌色については下塗りに合わせた影色を入れることで解決しました。下塗りに使う肌色は本家からスポイトして、影は事前に用意した三色を使い分けました。下塗りの肌は褐色気味だったので最終的に明るめに変更しました。
光や影の境界線がくっきりしすぎていて何か良い方法はないか調べたところ、焼まゆるさんの講座で解決しました。水彩ブラシと、ぼかしツールで境界線をぼかすそうです。腕などは円柱に近いのでグリグリと執拗にぼかし、髪の影や服のシワなどはなぞるだけにしてみました。この技法を全てに適用したわけではなく、テイオーの右肩パッドについてはあえて影をくっきりさせる箇所を残しました。また、スカートの下などは水彩ブラシの代わりに塗りつぶしブラシを使用することもありました。今後は滲んだ色味の境界線も試してみたいです。
3回通して塗り終えたことでわかったのは光と影を塗る時間が圧倒的に長いということです。より素早く塗る方法を知りたいです。今思いついたのは、単色で影をつけた後にバケツで色分けするぐらいでしょうか。デメリットとしてはバケツだと形が少し変形することが挙げられますね。そうなるとフリーハンドの消しゴムをすることになるので難しいところです。
今回の線画もありがたいことに光と影のお手本に助かりました。基本的なお絵描きツールの活かし方を学び、実践に集中できたのでここにyukiさんへ感謝の意を述べさせて頂きます。そして、きゃまさん、ディープブリザードさん並びに焼まゆるさん、素晴らしい線画や講座動画をありがとうございました。
参考動画
1枚目 線画の内側から飛び出さない方法
3枚目 肌色と影色・光と影の境界線・光と影入門
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