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I praise, you praise, and we all praise for...!

皆さんは人を褒めますか?また褒められることってありますか?昨日一日の行動を思い出してみた時に、褒めたシーン、褒められたシーンはいくつ思い浮かびましたでしょうか?

私は英語を通じて、また英語圏で暮らす中で「褒める」ことの大切さを学びました。

英語を学び始めて最初に気づいたこと。それは、初めての英語ネイティブスピーカーの先生が Good job, Well done, Wonderful とありとあらゆるポジティブ言葉を使って褒めてくださること、でした。えーこんなんができたぐらいで褒めてくれるんや、と照れ臭かったのを覚えています。初めてのホームステイのお母さんもいろんな場面で褒めてくれて、とてもいい気分にしてくれました。褒められるってこんなに気持ちの良いものなんだ、ということに加えて、人を褒めることでその人の素晴らしさを再認識する機会になります。さらにはお相手が喜んでくださる顔を見ると自分も嬉しくなります。喜びをお裾分けいただける、という感じがとても私は大好きです。

日本では褒める、ということをしないわけではないですが、本来の日本の文化には褒めるといった「持ち上げる」行為よりも謙遜などの「下げる」行為が美徳とされ、自分を褒めたり、人を褒める機会は少ないですよね。でも以前のブログでも触れたのですが(What's your strength?)、日本も褒める機会が多くなってきました。以前に日本ほめる達人協会の専務理事 松本秀男さんにお会いしましたが、それはそれは素敵な方で、褒め方がとてもスマート。褒める文化がどんどん日本にも浸透しているようで、これからが楽しみです。

このことを通訳ガイドの場面で考えるなら、お客様との接点でこの褒める行為を使えるのでは、と私は思っています。それはお客様が日本語を使おうとすることだったり、日本の文化を尊重して靴をきちんと揃えるだとか、お箸の置き方を事前に学習してきたことがうかがえる場面だったり。褒める場面は探すとたくさんあります。

褒める、ということを美徳としない文化の方であっても(例えばアジアの国では欧米豪ほど褒めることはないのでは?)、褒められて気持ち嫌な気分になる方はいないですよね。

やりすぎは禁物だけど、ほどほどにご活用くださいませ。そしていいリアクションが得られたら、ぜひ下のコメント欄で教えてくださいね。

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(写真:昨日に続きフランス領ポリネシアのどこかの島で。小学校で行われたイベント。その小規模なイベントだけど島中の父兄がみんな参加していて微笑ましかった。それは、私が子供たちと体験した小豆島の小さな小学校での体験ととても似ていました。)