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三豊市のオススメ神社① 大水上神社~美しい森の中のパワースポット

日本人の心や生活・文化と密接に関わっている「神社」。三豊市内には70以上の神社がありますが、今回はそのうち、大水上(おおみなかみ)神社をご紹介します!

※本記事は2020年1月に取材・掲載したものを再編集したものです。

三豊市のオススメ神社5選はこちら↓
https://mitoyo-city.note.jp/n/nfcf457bab461


水の神様を祀る大水上神社


大水上神社は讃岐國の二宮です。古くから水の神様として崇められ、香川の水環境50選に認定されている宮川が流れています。

干ばつ時に神事が行われた「うなぎ淵」

二宮について少し解説しますね。

平安時代に法律の細かなルールなどについてまとめた本(延喜式)の中で、全国の神社についても整理・記載されているのですが、その中で各国の中の二番目に位置づけられた神社ということです。

順番については格式や民衆の信仰度合いが参考にされたようですよ。因みに讃岐の一の宮は高松市一の宮町の「田村神社」です。

さて、鳥居をくぐって中に進んでいくと…

取材時は2020年1月2日であり、多くの方々が参拝にいらしていましたよ。

うん…??なんかちょっと違和感が…まあ、いいか。

境内に入ると、今年(2020年)の干支「子(ね)」の文字が大きく書かれていました。

右側の字も大きいものから小さいものまで、すべて「子」だそうです。

不思議な形のしめ縄

さあ、参拝しましょう(二礼二拍手)「新しい年を迎えられて感謝申し上げます」(一礼)

??ここでもちょっと不思議な感じが… あ、そうか!しめ縄だ!

しめ縄がピンとまっすぐなんですね!そういえば入口のところでもそうでした!

ピンとまっすぐ!です。山門のところも…

早速社務所に聞いてみました。

「こちらの地域ではしめ縄は真っ直ぐなのが一般的なんでしょうか??」

神社の方「いいえ、大水上神社の特徴です。真っ直ぐな木を芯にして縄を巻きつけていくんです。どうしてこうなったか理由はわかりませんが、昔からの伝統なんですよ。」

そうだったのですね。きっと昔にはなにか理由があってこういう形になったのでしょうが、「一本芯が通っているしめ縄」というのもいいですね。新年早々面白い発見でした!

大水上神社は古くから賑わっていた場所であり、近辺には、干ばつの時に雨乞い神事が行われた「うなぎ淵」、二ノ宮の窯跡(国指定史跡)、全国2位の大きさを誇る二宮のネズ(樹木の名前です)など見どころ多数です。

また初夏には近くでホタルも観察できます。ぜひ参拝だけでなく、周辺の散策なども楽しんでください。

二ノ宮の窯跡(国指定史跡)
二宮のネズ(香川の保存木)

大水上神社の情報

住所:香川県三豊市高瀬町羽方2677-2
電話:0875-74-7817

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