消える幼子未兎生
昔から本が好きでした。
特に好きだったのは、エッセイです。
最近、とあるエッセイを見て自分も書きたくなったので、書いてみようかなと思います。
書くに当たって、はじめは幼少期について書こうと思い、昔のことを知人に聞いてみたところ、『好奇心旺盛でよく喋る子』と口を揃えて言われました。
そんな好奇心旺盛の僕はよく迷子になっていたそうです。
気になるものがあるとすぐにそちらに行ってしまうそう…。
ただ、迷子になるのなら他の子もたいてい同じなのですが、僕の場合はずっと同じところで佇んでいるだけだったみたいです。
例えば、店舗の宣伝動画が流れていると、それを飽きずにただずーっと見ているだけだったようで…。
親は「いなくなった?!」っと思ったら、もとの道を戻ると大抵いたそうです。
それは迷子と言えるのか…どうなのか…
そんな迷い方をした僕は親から「迷子の天才」というあだ名をつけられました。
まぁ、弟が生まれるまでの話ですけど。
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