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やっちまった… vol.1

やっちまった…
やってしまいました…
沼ってしまった。
これは完全にドロ沼と言っても
過言ではないほどの
沼りようだ。

あまり人に執着しない私は
割と安易に人に近づき、
仲良くなってしまう。

普段なら一緒にいる時は楽しくて
でも別に一緒にいなくても
そんなに会いたいとも思わないし
1ヶ月以上連絡をとっていなくても
その人のことが頭によぎることすらもない。

所謂、割り切った関係が得意。

今日は、
1ヶ月ほど前に忘れられない経験をさせてくれた
"激えも遠距離せふれ"に
会いに行った話。

飛行機を使わないと会えない距離。
私はたまたま飛行機に乗る用事があったので
ついでというには少し遠い距離まで足を伸ばして
わざわざ彼に会いに行った。
彼に会うこと以外、そこにいく目的もなければ
旅行をする予定もなかった。

前回会った時も3日間毎日彼の家に行ったが
泊まったことがなかったので、
今回も泊まらず帰ろう。
そう思って宿はきちんと予約しておいた。

えっちして帰ろう…そう思ってた。

彼の家に行き、少しお酒を飲んで
せっくすをした。
これ!これを待ってたの!
ていうせっくすだった。
私が忘れられなかった彼の全てが
変わっていなかった。

その後もお酒を飲み続け
いい感じに爆酔いになった彼は
泊まってってもいいよと言った。
いい感じに爆酔いだった私は
泊まったら、一緒に寝てしまったら、
これ以上彼と近い関係になってしまったら、、
そんなこと考える余裕もなく
気づいたら朝だった。

腕の中で寝てた。
朝の気持ちいい日差しの中
この人に抱きつく幸福感を味わってしまった。
これが後に自分を深く
傷つけることになるとは知らず…

1日目の夜、2日目の朝が過ぎた。

つづきます…

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