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伸びやすいMAの形について

3/27のユーロドルを例に伸びやすいMAについて一つご紹介したいと思います。

ユーロドル1H足

画像は昨日3/27のユーロドルの1H足です。節目ラインにも抑えられ1H足では綺麗なWトップを形成してきました。青矢印からのSエントリーを検討する際に4HMAが1HMAの下にある事が懸念点の一つとしてあげられます。他の懸念点としては位置関係が逆になった時の4HMAと1HMAがやや乖離している事、ロウソク足と1HMAも少し乖離している事が私は気になりました。もう少し優位性を確認するために15分足も見てみます。


ユーロドル15分足

15分足でも綺麗なWトップになっており、1H足の高値切り下げポイントの中で15分足でも高値が切り下がっています。しかし1HMAと15分MAは少し乖離がある状態です。以上からあまり優位性は高くないと判断し私は見送ることにしました。ではどうなれば伸びやすいのか?その後の値動きも確認していきます。


ユーロドル1H足

その後は大きくは伸びていないのですが、少し下落してきた局面が2ヶ所あるので見ていきます。一つ目のポイントは紫の枠で囲った部分です。4HMAと1HMAの乖離は少なくなり、4HMAはまだ1HMAの下に位置しているものの、1HMAがデッドクロスして拡散に向かいそうなポイントです。二つ目のポイントは赤枠の1HMAが4HMAの下になってきたポイントです。下げる優位性が高いポイントは上記のような形になっている事が多いです。同じポイントを15分足でも見てみます。


ユーロドル15分足

先程1H足で説明した1HMAがデッドクロスしているポイントを15分足でも見てみると上記の紫で囲った部分です。1HMAと15分MAの乖離は少なくなり15分MAが1HMAに対して収束から拡散に向かいそうなところです。赤枠の部分も同様です。伸びるポイントは15分足でもMAが整っていることが多いです。(今回は1H足の形が悪かったので私はエントリーしていません。)


ユーロドル1H足

しかしこのような形になったからといって絶対にエントリーしてはいけないということはありません。下げの勢いが強ければ上記のようにそのままデッドクロスして下げていくことももちろんあります。エントリーに正解不正解もなく、人それぞれ見ているポイントも違うので自分はどうなったらエントリーするのか、どういう場面はエントリーを見送るのか検証によって優位性を確認し、自分なりのルールを確立していく事が大切です。

何か参考になったら幸いです。
ありがとうございました。

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