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南国ピアス


はじめまして、ねむと申します。
初noteで初お笑いライブに行った話をしようと思います。完全に自己満ですが、記録として残しておこうかと。もうあのライブから一ヶ月以上も経ってしまいました。悲しくもあり未だ余韻が残ったままです。
ここからは長々と見取り図さんとニューヨークさん、そしてお笑いやテレビを好きになった経緯を話してから南国ピアスの感想をだらだらと述べたいと思います!!



見取り図さんを応援するきっかけ

私は2020のM-1グランプリ前に見取り図のネタをYouTubeで見たことがきっかけで見取り図のファンになりました。

第一印象は、衝撃でした。
「こんな面白いんだ漫才って」
と思わせてくれるコンビで、決勝進出をきっかけに見取り図のテレビ出演も増えて私はテレビを追いかけるのに必死でした。こつこつと見る録画を苦痛に感じないのが不思議でした。



同時に憧れを抱きました。
「この人たちみたいに面白くはないけれど
かっこいい生き方をしてるなすごいなぁ
私も後悔しない生き方をしたいな」
そんな単純な気持ちです


好きになった当初はリリーさんのボケが大好きで予想もしてないことをするのでワクワクとドキドキが止まらなくて
正直リリーさんしか見えてませんでした笑

「面白いな」

時間がある限りテレビでリリーさんを見ていました。
徐々に盛山さんのことも好きになりました。
「大型犬みたいだなこの人」と芸人らしくない印象から好きになっていき、二人の正反対な人間性にも惹かれて思いました。
「面白すぎるなこのコンビ」
どんどん好きになっていきました。


受験時期も見取り図に支えられました。
親や友達、先生後輩そして見取り図。
勉強に学力に不安になり泣いていても見取り図にいつか会うためにまたテレビで沢山笑うために絶対に合格するんだと涙を止めて勉強していました。そんなかわいい努力です。極力見取り図さんが出ている番組で録画できるものは録画し、どうしても無理なものは少し空いた時間で見る。
応援することは(私自身の性格的に)どうしてもやめられませんでした。見取り図を見ないで勉強なんて不可能でした。必死で受験勉強していたのにも関わらず初めて単独を配信で見ました。画面に吸い込まれるように夢中で凄い笑ったのを覚えています。

ニューヨークさんを応援するきっかけ


そこでニューヨークがゲストで出ていました。
ここがニューヨークにハマったきっかけかも知れません。元々ニューヨークは見取り図とよく番組で共演していたので知っていました。でもそこまで好きとまではなっていなかったです。二組でコーナーをして少しずつニューヨークのことも気になるようになりました。ニューヨークはガッツリ好きになるのではなくズルズルと何かに引きずられる感じで好きになっていきました。
ヲタクで言う「沼に入る」ですね。



そして受験近い時期に私が一番面白いと
思っている番組が始まりました。

「なりたいテレビ」

ニューヨークに沼りかけていた私にとっては完全に好きになるきっかけ、なのかも知れません。見取り図とニューヨークが人気芸人になりたい、けれどまだ色々と足りない彼らがあるテーマを軸にロケをするという番組。個人的にはお笑い色の強い最高すぎるバラエティ番組でした。
まんま受験の日と被り、我慢ができなくて見てから受験に望んだのを覚えています笑


現在はニューヨーク大好きなニューヨーカーです。二人の毒づくコントや漫才に私はただただ共感しかなかったです。人のことを時折変な目線で見ることが多々あり「こんなこと思っちゃいけない」と悩んでた時期でもありました。
でもニューヨークのネタを見て自分の感覚は別に異常ではなく至って普通の感覚なんだと、こんな変で嫌で人間臭い人なんて沢山いるんだと気づけた瞬間でした。今ではそんな自分を少しだけ好きになれています。
ニューヨークは私のもやもやしている汚い所をまんまと刺すネタで本当に大好きです。


まだまだ二組のこと、ひとりひとりのことを話したいですがただの自分語りで気色悪いので本題に入ります笑



南国ピアス決定


「南国ピアスやります!!!」

その配信をしっかりと見ていました。
二組であのシャツを着ていたのでなんとなく「まさか」と思っていたのですが、ちゃんと盛山さんの口から言われたときは嬉しすぎて泣いてその後、家族にも興奮しながら南国ピアスが行われることを伝えました。私の住んでいる地元、なかなか来ない場所ですぐに劇場があるわけもないこの地元で。生まれて初めて地元に感謝したかも知れません

その時は完全に舞い上がっていました。
チケットの争奪戦は凄いことを知らず。
(これは本当にナメてました)

チケットを必死に当てたいこの期間は本当におかしくなっていました。

「見取り図に会いたい」
「ニューヨークに会いたい」

この気持ちは消えてはいませんでしたが、まさかの全落ち。恐ろしい世界です。


そして一般。
私はバクで結局取れませんでした。
シンプルに運がないと絶望し、
「終わった………………」と落ち込んでいると
他の友人二人が取れたと連絡が来ました。
一人の友人に土下座してチケットを貰うことができました。いい友人を持ったと心の底から神に、友人に感謝しました。


そこからは夏休みが待ち遠しくもあり来てほしくないという思いもありました。
近づくにつれて、
ある疑問を持つようになりました。


いやそもそも…………………

見取り図とニューヨークって存在するのか?



2年ほど応援していて
テレビの中でしか見てなかった二組、存在するとすら信じてませんでした。


南国ピアス


そして当日。
午前中は実感すら湧かずに呑気に夜会を見て笑っていました。変わらない日常。

しかし、盛山さんのTwitterではんぎょどんを履いていた写真を見たときにちょっとだけ実感が湧いてきました。


「あ、やべほんとだ夢じゃない」


そう思いながら車で戦場に向かいました。



ちなみに私は着くまでに緊張で色々と
ドジを踏み散らかしました。


私はチケットを取ってくれた友達と隣でした。その子は盛山さん寄りの見取り図好きで私きっかけで沼り、同じく見取り図が大好きでした。
始まる前、私達はおかしくなっていました。会話をしようとしても、話がなかなか噛み合わず心を落ち着けるのに必死でした。
一番端で一階の席。何度も行っている方はあまり喜ばない席なのかもしれませんが、一階で間近で見れるなら正直なんでもよかったです。友人と二人で写真を取ったり「落ち着け息しよう」とヲタク全開の話をしていました。傍から見たら相当気持ち悪いファンですが、初というのはそれほど私にとっては大切で、しかも一番応援している二組を大人気のピアスを初にしていいのか不安だったからなかなか落ち着けなかったのでしょう。一ヶ月経ってやっと気づいたことですが笑


始まる直前、
私は友人と手を繋いでいました。
照明が変わり、音楽が流れる。
このときちゃんと実感しました。
そしてリリーさんから順に出てきた4人、
今までテレビで見ていた彼らがいる。
ひたすら友達の手を握って『ヤバイヤバイ』と騒いでいました。大声ではないですが出来るならば叫びたかったです。
リリーさんのパート。
嶋佐さんの絶妙なパート。
そこまではただただ幸せを噛み締めて楽しんでいました。 




でもフッと色々と思い出していきました。

何のために生きていたかとか何のために受験頑張って受かったとか馬鹿みたいに彼らを見て笑っていたこととか南国ピアスが行われると知ったときのあの瞬間。何度救われて泣かされて色々な感情を味わったか。


悩んでるときお笑いを見て笑えたこと。
幸せすぎて大丈夫か心配になったこと。
自身が変なファンかもと謎の心配をする日々もあったこと。


大袈裟かもしれないけれど、
私に大きな最高の世界を教えてくれた彼らにこんなにも救われてきたんだとそのときにちゃんと実感しました。


込み上げてきて踊りの後半はボロ泣き。
ただおっさんが踊ってるだけなのに
泣いてる自分。
馬鹿みたいと思いながらも幸せでした。
あの瞬間を私は一生忘れないと思います。



※ここからネタバレありです

二組のネタを見たときまた少し泣きましたが、笑いが堪えきれずひたすらに笑っていました。ニューヨークさんはラフアンドミュージックでもやっていたネタを南国ピアスでもしていました。妹も一緒に行ったのですがSMAPが大好きなのでとても喜んでいました。そしてシャッフル漫才。定番のあの二組のネタでツッコミだけが入れ替わるという異色の漫才でした。屋敷さんがくるくる回りながらツッコんでいたのが新鮮で可愛かったです。盛山さんはれいせいのところをにこにこでやるので盛山さんと嶋佐さんに癒やされながらも笑っていました。その後のトークも二組の良さが満載で笑うなと言われる方が辛かったです。遠征の方と地元の方が半々で「私の地域に見取り図とニューヨーク好きな人沢山いるんだ」と思ったのと同時に「遠征の方すげぇ!!ファンの鏡だかっけぇ…」と尊敬の気持ちを抱きました。

コーナーはしっかりしたお笑いでよく「劇場に来てな!!!!」と言っていた盛山さんの言葉がよく分かりました。何が起こるかわからないしハプニングもあるそこでしかできないお笑いもあるからかと私は解釈しました。
より劇場に行ける方が羨ましく感じます。
劇場に行けただけでも奇跡で世の中には好きでもなかなか行けない方だっている。
「恵まれた環境に感謝しなければ」
と強く思いました。


終わったあとの余韻は凄かったです。
配信とは違う余韻。
現実に戻りたくても戻れない余韻。
『夢のような一日が終わってしまった』
とショックもありました。


最後に

最後になりますが、ここまで長々と読んでくれた方に伝えたいことがあります。

お笑いってすごい。
芸人さんってすごい。
テレビってすごい。
スタッフさんってすごい。
劇場ってすごい。
お笑いライブってすごい。

お笑い好きの人からしたら当たり前です。
だからこそ伝えたいんです。
自分は応援できるだけで幸せですし、
劇場行けることなんて当たり前じゃない。
噛み締めて噛み締めて当たり前になんて
しないでほしいです。あくまでも私の意見ですので『違うだろ』と思う人もいるでしょう。本気でなんか捉えなくていいです。
軽く頭の中に置いておくだけでもいいです。
ただそれだけ覚えててくれたら。



長々と書いてもいいねなんて来ないと分かっていますが単なる自己満で記録です。
読み返して恥ずかしがると思いますが。
もしよろしければいいねしてくれると嬉しいです。ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。


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