ネジ2個分の重さをまた味わいたい【月曜日のたねまき】

ついに4月の月曜日。もう今年が4分の１も終わったって本当？
さらさらと去りゆく日々に呆然とするしかない。

しかしやっと幼稚園の春休みが終わりに近づいてきました。嬉しい！
でも新しいクラスや先生に馴染むまでは色々大変かもなぁ。
荒れる長男を持て余し、「春休みの方がよかったぁ」と泣き言を書いているかもしれません、来週。

喉元を過ぎていった熱さを忘れて、なんだか前の方が美味しかったと思い出美化しがちなタイプです。親子揃って。
おばかやね。


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先週末に久々に私の母「のり」に会いました。10月以来だから5ヶ月ぶり？
まだコロナのせいで家にもあげられず、たった3時間の逢瀬。
奔放な一歳10ヶ月の次男あっちゃんが勝手にどこかへ行くので、私かだんなのどちらかが常に追いかけていて気ぜわしかった。

毎日のようにLINE電話で顔を合わせているので特別話したい話題があるわけでもない。
でも実際に会えているこの貴重な時間をどう使えばいいのか、もどかしくてざわざわした。


4歳の長男ちのが別れ際にのりに自発的にプレゼントを渡した。
最近彼の宝物であるネジ2本。近くのドラッグストアの前で拾ったもの。

「あっちゃん、とくべつにね、にーちゃんのねじ、もたせてあげるよ」
機嫌のいい時はよく次男に見せびらかしていた。

「ほら、もってみるとね、ちいさいのにね、それより重いんだよ！」
重さがポイントなのがちょっと面白かった。確かに思っていたよりもちょっと重い。ちょうどよいずっしり感。

大体あっちゃんは別の遊びをしていて、無理矢理ネジを持たされて嫌そうにする。何度ポイしても、手に握らされる。
逆に、興味津々になってネジを握って離さない場合もある。
するとすぐに返してほしいにーちゃんに手をこじ開けられ、痛めつけられる。

弟って気の毒…。

その宝物のネジを、ちのはのりに一つあげた。

また会った時にお互い持っていようね、と粋な約束を二人で交わして。

（別れる直前、ちのは車の中でそのネジを紛失したが、あとで見つかってほっとした）

ああ早く、またネジ２個分の重さを味わいたいね。

今度は時間なんて気にせず、家でぐうたらしながら、ただ一緒にいたいなぁ。
なんでそんな単純なことが難しくなってしまったんだろうね。

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いろんな変化に飛び込む直前の1週間。
体調を整え、心身ともに穏やかに臨めますように。