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アオハル越えて、竹の春

竹の春、という季語を知った。
春とあるが秋の季語だそう。

春に出てきた竹の子が成長して一人前になる秋。
今まで竹の子に栄養をとられていた親竹が、生気を取り戻す。
そうして竹が青々と美しく茂る季節のことを指すそうだ。

これ、今の私っ!と思った。

この秋、次男が幼稚園に通いだしたことで、濃度100パーセントの子育てを卒業できた。
子に抜き取られていたエネルギーが減り、親竹同様、私は生気を取り戻せた。青々とまではしてないが。

育児に追われる毎日で、青春という言葉を通り越したと思っていたが、竹の春が出迎えてくれるとは。
アオハルならぬタケハル、流行らないかな?


もちろん子育てはまだまだ終わらない。
うちの6歳と3歳のちびたちはまだまだ竹の子だ。
これから先、今よりもっと大変な段階が来るのかもしれない。春はいつだって去っていく。どれだけ惜しもうと。

いつかの子供と自分のために、今。
たくさん光を浴びて、生気を溜め込んでおこう。   




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