わき道！ ＃呑みながら書きました

こんばんは！
楽しみにしてた呑み書き！ 誤字脱字独断と偏見なんでもありで書き殴ります。マリナさん、ありがとう！！！

https://note.com/tonarinotororo/n/n31744b1137db

子供らも無事寝ました。
寝る前にワイルドの『幸福な王子様』を読んでやったら長男がめそめそ。しめしめ。次男はわからなかったのか、飄々としてた。
そのあと次男の耳かきをしたら、耳かすの親玉のようなどでかいのがとれて、しかも臭いがすごい。「くさいくさい！」と長男大喜びｂの中、次男がそれを指差し、
「これが幸福な王子様なんじゃない？」
唖然……。
ぼろぼろになって捨てられるとこからの想像？
いや、臭くはないはずだが、王子は。
もっと深い何か…？ ただなんも分かってないだけ？？
次男、わからん！！！

今日は久々にお酒飲んでます、モスコミュール。とてもおしゃれな見た目のやつを成城石井でゲット。
「国産しょうが汁使用」と目立つとこに書いてあるのが決め手でした。なんかそこだけ不恰好で好き。
汁って…ジンジャーとか、せめて生姜って漢字で書くとかしてもよかったのでは、と気になる感じがほどよい。飲んだらほんとにしょうが汁！って味でよりよかった。
あー、久々にお酒飲んだので酔いが回って文がから回る…。

夏休みにね、旦那の実家に1週間滞在し、夜に毎回酒盛りしてたのですよ。みなさんそれなりに強くてね。私はお酒好きだけど弱いので、ほぼほろ酔いを飲んでた。でもそこで毎日のむくせがｔぐついてしまい、なんか体調もずっとわるくって、九月は飲まないようにしてました。なので久々で酔うよう！

ところで義実家で1週間は、とってもみんないい方々なんだけどどうにも気を遣って疲れちゃって。特に無意味に気を遣うのが「ろうかですれ違う時どうすべき問題」だと思いましてね。料理を台所から運ぶ時に何度もすれちがうとかさ、なんか毎度毎度すれちがうたび挨拶するほどじゃないけどシカトみないになってしまったらお互い寂しいし…みたいな。
で、友人にちらっと相談したんです。独身の子だけど。私の友人九割五部独身なのです、時代かな。私の好みかな。
そしたら
「会うたび体育会系な熱血さで「ウッス！」って叫ぼうって決めとけば」と即答で妙案をだしてくれた！妙な妙案。
やってみたい〜！無理〜！！

＊

話は変わって、村上春樹訳のサリンじゃー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を今朝読み終えました。面白かった〜！
地域の読書会に参加させてもらうことになって急遽読んだのだけど、とても好きでした。もう一回ぐずぐず読み返したい。

特に好きだったのが、即興スピーチの授業の話。
スピーチがわき道にそれるとクラスメイトが「わき道！」と怒鳴る仕組みが嫌でたまらない主人公。
「わき道の話がしたかったなら、そっちをテーマにすればよかったのに」と言われての返答がよかった。

いったん話を始めてみるまでは、自分にとって何がいちばん興味があるかなんて、わからないことが多いんだってことなんです。それほど興味のないものごとについて話しているうちに、ああそうか、ほんとはこれが話したかったんだって見えてきたりするわけです。（中略）
つまり僕は思うんだけど、少なくとも誰かが何か面白そうなことをやっていて、それに夢中になりかけてるみたいだったら、しばらくそいつの好きにさせておいてやるのがいちばんじゃないのかな。そういう具合に夢中になりかけてるやつを見てるのって、なかなかいいものなんです。

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

わぁ長々と引用しちゃった。
村上春樹節が効いててどこまでもだらだら読みたい文。

で、ここのところを読んでね、呑み書きを思い出したんです。
だらだら思い浮かぶことを書いても、だれも「わき道！」なんて怒鳴らず、見守ってくれる感じがうれしいよなぁって。
私も夢中になりかけてる人を見たいし、自分もそうなりたいな。

といいつつ、わき道しかない文をそろそろ終わります。
あ、息子らが16歳になるころに「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は忘れずに読み返したい。思春期の男の子なんてどうにもこちらの思い通りにならんし意味不明だということを肝に銘じたい。おしまい。