【結】SOUND VOLTEXの暴龍天を8年かけて取得した話
最終章です。
HE4VENコースを狙う
金枠或帝滅斗が取れましたので、ここから暴龍天を狙っていきます。
Ⅴ時のコースで一番取得可能性が高そうだった、HE4VENコースの研究を始めました。
とはいえ、SnowStorm(GRV)や音楽(VVD)でヒィヒィ言ってたので
まずは、19埋めから進めていきました。
ここで感じたことは、19からは本当に次元が違う、ということです。
18でも上位の方( !!個人見解!! サイコパスラビット、HAVOX、Xevel、Joyeuse、ムーニャなど)は、確かにしんどいです、中々見えない押せない配置も多いです。
ただ、19からはトリッキーな部分だけではなく普通に物量もやばいです。
なので、譜面に慣れるのはもちろんですが、そもそもの認識力に悩まされ、運指も相当考えました。
そもそも、Blastix Riots(GRV)とか打鍵速度が足りない問題とかもありましたけどね...。(どんだけ頑張って押しても遅エラーになる)
初見じゃノーマルゲージが残らないこともザラにあったので、少しずつ挑戦して研究していきながら、エラーを減らしていく作業でした。
特に19でしんどいと感じたのは、ΩDimensionの存在です。
Ⅲ時代の四天王達や、Saling Force(MXM)、Fin.ArcDeaR(MXM)などは、ブラスターなので、まぁ回数やればなんとか挑戦は出来ます。
ただ、Ⅴ当時のΩDimenstionは、ディメンションゲージを抜けないと解禁できない条件なので回数やってなんとかなるやつじゃないです。
それもゲージもノーマルクリアよりはましとはいえ、ノーマルゲージ60%くらいはいける地力でないと突破できない感じです。(ブラスターパス使えばもっと楽ではあるんですが)
なので、研究しようにも挑戦回数や機会が限られてしまうのが、個人的には辛いところでした。(Ⅵになって素の解禁条件は厳しくなったものの、最悪回数で解禁できるのは良くなりましたね)
あと当時思っていたこととしては、19そのものも譜面数が少ないので
19要素に慣れるための練習曲が少ない、ということでしょうか。
つまり、19の曲に挑むにはそれ相応の地力をどこかで付ける、ということになります。
出た結論と実際やっていたことは、やはり18譜面の往復です。
ハードも狙いつつ、AAやノーマルゲージ100%など地道に狙っていきます。
18練習 → 19出来るものをやる → 未クリア19挑戦 →18練習 ...
これの繰り返しで何とか6割くらいは埋めました。
すごく地道ですが、ここでメンタル折れずにやり続ければ必ず成果は出ると思います。段々見えるようになってくるので大丈夫。
19もだいぶ慣れてきたあたりで、本格的にHE4VENの攻略に入ります。
HE4VEN回は餡蜜する方法なども紹介されてたりしたので、Ⅴで一番やりやすい暴龍天回だった気はします。(個人差はあると思います、時点でイルネス回でしょうか)
とはいえさすがKAC最優秀曲のLv20です、クリアすら簡単には到達できませんね。
まぐれ時にゲージをなんとか60%くらいまでいけたあたりで、コースに挑戦したりしましたが、クリアできるわけもなく。
HE4VENは特にラストサビ前のここが凶悪です、ここの時点でアナライザーゲージが10%前後では餡蜜無しで抜けるのは相当厳しいです。
ちなみに餡蜜も研究してみましたが、なぜか私は全然うまくいかず。
ゲージも正攻法でやる方が残るので、それで目指すことにしていました。
あと、HE4VEN回って2曲目のBlack Emperer(GRV)も実は結構しんどくて
ラスト前のここでゲージは死にます。
そういう感じで挑戦は続けていましたが、↑のどちらかで大抵終了になり、結局Ⅴでクリアは叶いませんでした。
ボルテⅥ(EXCEED GEAR)稼働開始
2021年2月にボルテⅥがついに稼働開始しました。
ここで大きく変わったことは、もちろんValkiry Modelの導入です。
これはボルテ歴初の完全筐体一新となったので、かなり大きな変化だったのではないでしょうか。
大きなスピーカーが付いたりいろいろありますが特に画面の
・リフレッシュレート 60Hz→120Hz
・画面サイズ 32インチ → 43インチ
が大きな特徴かと思います。(詳細はこちら)
モニターのことを大きく取り上げた理由は、私がこのモニターの大幅改善でかなり救われた人の一人だからです。
前回の記事で視力や視野に問題があると記述しました。
それは、モニター越しに見えるノーツにも当然影響のあることです。
曲は聴こえます、運指なども頭や手に染みついています。
ですが、結局のところ音ゲーはノーツを見て瞬時に押し方を判断してプレイするゲームです。(Hidden縛りなどの楽しみ方をしている方はその限りではありません)
つまり、肝心のノーツが見えなかったり、どんな譜面が降ってきているのか判断できなければ、動く手も動きません。
それくらい視野というのはすごく大事なことです。いや、大事なことだと身をもって感じました。
正直Valkiry Model稼働前は、まぁ多少画面が見やすくなる程度だろう、と思っていました。
ですが、実際稼働後に新筐体でプレイしてみると、譜面の見やすさが格段に変わりました。
実際スコアやクリア率にも影響して、18のスコア難となっていた曲、19のクリアに詰まっていた曲が次々突破できました。
クリアに関しては、Ⅵからのゲージ計算の仕様が変わった影響ももちろんありますが、それよりもプレイ中の爽快感が旧筐体の比でなくあがりました。
新筐体で慣れてから旧筐体・家ディスプレイ(60Hz 21インチほど)でのコナステ版などを触ってみると、全然思い通りにできなかったりします。
ということで、Ⅵ稼働・さらにはValkiry Modelの実装に伴ってモチベがグンと伸びます。
相変わらず夫婦でゲーセンに通い詰めていましたので、奥さんとともに週3くらいのペースで通い続けました。
ただ、ある程度モニターが良くなったとはいえ、やはり厳しい曲は厳しいままだったりもします。
時にはメンタルも折れそうになったり、暴龍天への焦りを感じたりもしました。
そんな中ですが、19もついに8~9割ほどクリアマークが付いた頃、再度暴龍天を狙いにいきます。
ただ、Ⅵになったことでスキルアナライザーも更新、第1回のコースは...
・Cross Fire(MXM)→ ΑΩ(GRV)→ Xronièr(MXM)
・ΛΛemoria(MXM) → onslaught -Retaliation of Bahamūt- (MXM)→ I (MXM)
となり、中々の難易度になりました。
私は正直Xronièrなんて出来る気がしなかったので、I回で狙いにいきました。
Iコースを狙う
或帝滅斗の時もそうでしたが、暴龍天も挑戦するためにはコース楽曲すべてを解禁する必要があります。
なので、Xronièr、IどちらにしてもまずはΩDimensionでクリアor20回やらないといけません。
気の遠くなるような挑戦でしたが、少しずつやり始めていきます。
Iに挑戦していたとき、意外と自分は後半でゲージをあげられることがわかりました。
なので、とにかく後半でつなげることに注力して研究しました。
そういう感じで粘着してたらクリアできました。(ギリギリだけど)
ということで、暴龍天挑戦権を得たわけですが
ここからがまた辛いです、I回を挑戦していきますが、また問題点が出てきます。
・ΛΛemoriaの癖が付く(ラストのトリルで削られてしまう)
・onslaughtが耐えるだけで精一杯(終了時ゲージ30~10%)
・Iの片手ロングが抜けられない
・抜けてもリズム難の鍵盤地帯が耐えられない
などなど、結局Iの後半にすらたどり着けたことがありませんでした。
いろいろと癖が付いてしまった気がしたので、一旦諦めることにしました。
Xronièrコースを狙う
では、Xronièr回ならどうか、とダメ元で挑戦し始めてみます。
当然正攻法でやろうにも、開幕とラストの32分階段で削られます。
絶望的かと思ったのですが、少なくとも開幕・ラストが削られなければ後は地力で何とかできないか?ということでした。
私自身あんまり餡蜜は好きでないのですが、Xronièrについては高VFのプレイヤーの情報などをみても、基本的にガチ押しは人間辞めるレベルだそうなので
プライド捨てて餡蜜することにしました。
Xronièrの餡蜜ですが、意外とうまくハマってくれて成功します。
押し方としては、
・左手:AB BT同時 → FXL → AB BT同時
・右手:CD BT同時 → FXR → CD BT同時
を16部くらいのリズムで交互に繰り返します。
ぽてさつさんのこちらの動画が大変参考になります。(3:20~あたりから)
https://www.youtube.com/watch?v=Q280tA6xivM
これで開幕・ラストが削られなくなりました。うまくいけばノーエラーになります。
あとの難所は最初のバンギン地帯ですが、ここは物量に負けずリズムを崩さないで押すことを心がけました。
サビの鍵盤も相当物量ゲーなのですが、このあたりも同じような感覚です。
(すみません、今はうまく説明できないので、また機会があれば解説します)
餡蜜によって意識する箇所が減ったので、だいぶゲージの伸びがよくなりました。
当初10~30%あたりをうろうろしていましたが、ここまでは伸ばせるようになりました。
結局Xronièrについては、解禁までにクリアできなかったので20回解禁になりました。
ですが、これでも挑戦権を得たのでチャレンジしていきます。
そして暴龍天へ...
初回の挑戦はあまり良い成績は出ませんでしたが、2回目の挑戦で奇跡が起きます。
Cross Fireはハードも取っており、得意譜面だったので順調に突破。
そしてなんと、AΩ終了時点で75%ゲージが残っていました。
スキアナなのになぜかハイスコア、ここまでエラーが少なかったのもかなり珍しいケースでした。
かなりコンディションがよかったのだと思います、このままXronièrに挑みます。
そして。。。
2021年4月30日、8年の歳月の末に暴龍天を取得できました。
本当に終わったときは叫びました。感無量でした。
ここまで不可能だと思い続けていた目標を達成できたので、本当の本当にうれしかったです。
ちなみにXronièr終了時点では、2%でした。
75%あったはずなのに...本当にギリギリでしたね。
逆に暴龍天を突破するなら、2曲目でこれくらいゲージ残さないといけないのか、と改めて凶悪さを感じられました。
何はともあれ、これで長年の目標が終わりました。
何度も言いたいですが、本当に終わったときの感動は言葉に出来ないほど素晴らしいものです。
最後に
ここまで見ていただいて、ありがとうございました。
かなり長編になってしまい申し訳ないです。
自分の経験をすべて出し切ってしまいたかったので、気づいたらこの文章量になっていました。
こんな拙い経験談でしたが、今同じ目標を目指す誰かの支えになりました嬉しいです。
最後にすべて終わって私なりに思ったことをまとめます。
★ 伸び悩む時期は必ずある、だがその事実を受けすぎないこと、明けない夜はない
★ 中々進捗が出ないときでも週何回かはちゃんとプレイすること
★ 他人や過去の自分と比較しすぎないこと
★ 細かな目標を立てて少しずつでも達成していくこと
★ 得意なこと不得意なこと、しっかり自分を分析してみること
★ 視覚や認識は実はかなり大事、目を大切に
★ とにかく絶対諦めないこと(最重要1)
★ そしてSOUND VOLTEXを楽しむこと(最重要2)
いくつかあげましたが、結局は最後の諦めないこと・楽しむことが一番大事です。
諦めてしまえば、それ以外のテクニックもすべて水の泡になってしまいます。
それに楽しくもないのに続けるのもつらいです。
他のブログなどでも紹介されていますが、辛い時があれば別のゲームにいったりしてもいいです。
でも、目標を持って達成したい、と思っておられるのでしたら是非続けてください。
どういった方法でもいいので、楽しくなれるように自分で工夫してみるのも長続き出来るコツかもしれません。
一方で、今向上しようとしている人に、やれば出来るよ!
と言っても中々信じきれない気持ちもわかります。
なので、とにかく楽しく続けてみてください。深いことは考えなくてもいいです。
私が伝えたいことはこれだけです。
本当に長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
これからもSOUND VOLTEXは続けていきます。
また、何かnoteを書くかもしれません。
その時は、よろしくお願いします。