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大アルカナカード9番「隠者」意味



グレーの色彩の中、ランプで照らす方向をじっと見つめる年老いた男性・・・。

今までに無い陰気なカードですね。

ちょっと不安になってしまいますが・・・良くない意味があるのでしょうか?

意味を見ていきましょう。


「隠者」正位置 意味




キーワード 内省 孤独 自己発見 深い理解 自分との対話の重要性

まずこの隠者が見つめているものは一体何なのでしょうか?

これは自分の内面です。

女教皇も自分の内面を見つめて、これで良し!・・・としていますが、隠者は感情をいれていません。
ただひたすらに内省しているのです。

↓女教皇のカードの意味はこちら



それはなぜか?

問題解決の鍵は自分の内面にしかないと、隠者はわかっているからなのです。

今抱えている問題を解くには、あなたの内面をじっくり見つめる必要があります・・・と、カードは告げているということなのですね。

ゆっくり時間を取って静かな場所に行ってみてください。
自分の中の叡智に触れることが出来るかもしれませんよ。

「隠者」逆位置 意味




こちらのベージでも述べていますが
➡タロットカード大アルカナ・小アルカナ



逆位置とは正位置の意味が過剰もしくは足りない・・と考えます。

タロットカードの生みの親ウェイトさんは「バランスが取れていることが最高」と考えていたふしがあります。

つまり良いことであっても、多すぎたり少なすぎたりすることは良くないということなのですね。

そこを踏まえて「隠者」の逆位置を考えてみましょう。

キーワード 孤立や孤独感 内省のしすぎ 自己発見の遅れ

内省をするのは良いことですが、度が過ぎると自分の殻に閉じこもっているだけになってしまいます。

また、今の取り組み方では内省が足りないか、内面に目が向いていないのかもしれません。

自分と向き合うことと、外の世界に出ていくことのバランスを取ることを心がけてみてくださいね。

こう考えてみよう




隠者はじっと籠もっている人物ですが、もうその引きこもっている時期が終わるのかもしれません。

内省はもう終わりの時期です。
学んだことを武器に外に出てみましょう!

カードは逆の位置でそう言っているようですね。


大アルカナカード•9番「隠者」まとめ



ここまでお読みいただきましてありがとうございます
ではまとめますね。

「隠者」正位置 意味

内省 孤独 自己発見 深い理解 自分との対話の重要性

問題解決は自分の中にあるようです。自分としっかり向き合ってみましょう。

「隠者」逆位置 意味

キーワード 孤立や孤独感 内省のしすぎ 自己発見の遅れ

自分の殻に閉じこもりすぎているか、内面に目が行っていない


こう考えてみよう

内省を終えて、外に意識を向けよう

あまり良い意味が出なくても落ち込まずに、カードが自分がより成長出来るための後押しをしてくれているのだ・・・・というふうに考えてくださいね!

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