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Twitter改めXのコミュニティノート検証2

 前回のデータを視覚したもの。

 ここで解説。このデータは、コミュニティノートの評価データを機械学習で判定させた結果であり、運営は無関係。アルゴリズムで決まっている。この検証では、元のデータが正しいか正しく無いかもあまり関係無く、コミュニティノートの判定アルゴリズムの傾向がこうなると考えておけば良い。

 「訳に立つ」は、コミュニティノートが採用されたこと示し、一般公開されているコミュニティノートが取るステータスを差す。「訳に立たない」は作成者にネガティブ評価がつくステータスになる。なお「訳に立たない」ポイントがたまると作成権限が剥奪される。

 採用されたコミュニティノートの中で「評価する」が最低だったのは22%ぐらい。過半数を占めるのは90%を超えるので、簡単には採用されないことが分かる。評価率があがると採用率もあがるが多数決で決まっていないのが一目でわかる。特徴的なのは100%と0%で、評価率100%だと「訳に立つ」が99%よりさがり30%を切る、否定的な評価の「訳に立たない」も1%から0%に下がると50%程度に落ち込む。つまりコミュニティノートを消すための爆撃が効きにくいアルゴリズムになっていると考えられる。

 コミュニティノートが採用されるには説明に書いてある様に評価者の属性の多様性が重視されると考えられる。

 ――というわけで今度は属性分析が必要に(墓穴掘っている気が……)

※ jupyterでこねくり回したデータをcsvに吐きだしてExcelでグラフ化

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