中世ヨーロッパ雑語り 都市の中に川が来る奴
中世ヨーロッパの都市の中に川にくるケース。市域の拡張で川をまたぐケースが多い、川中島に街作ったケースでは街が手狭になると川またぐ選択肢しか無いし。
パリ
本来のパリは、セーヌ川の河州のシテ島にあった。そのため街がセーヌ川の両岸に拡張していき、川が真ん中に来た。
ハンブルク
ハンブルクは港湾都市なので、川の下流あった港の周辺が本来の街、街が拡大すると運河を掘り始めて運河で囲まれる。しかしこの地図17世紀の近世の奴だから要塞化してやがる。
https://www.reddit.com/r/MapPorn/comments/ox2iyl/the_citycenter_of_hamburggermany_from_1150_till/
似たような街にリューベック。
フィレンツェ
フィレンツェはローマ時代にさかのぼる古い都市だが、中世初期は大きくない。人口1000人だって。中世盛期に急激に大きくり、市街地が川をまたぐことになる。新市街にはでかい宮殿がある。
おまけ ブタペスト
川の西と東にブタ(行政都市)とペスト(交易都市)の2つの街があって、街が拡大した結果くっついてしまう。ただし合併したのは、1873年だから中世には川の両岸に2つの街があった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?