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2023/ざっくり総括と、今年よかった音楽の話

 体調を崩したために職を辞し、東京から地元へと戻ったのは昨年の秋ごろのこと。
 浴びるようにゲームを消化し、社会へ帰属していないことに段々と焦りが生じ、実家の脛をしゃぶりちらかしながらの転職活動を経て、どうにかこうにか東京に戻って来たのもまた今年の秋のことでした。
 何しろ半分はニート生活だったわけでこう呼ぶのは憚られるけど、まあ激動の2023年だった。少なくとも心境としては。

 新たな生活は心機一転、万事快調……というわけもないけれど。
 住まいは充足しているし、少なくとも自社の人間は信頼できるし、何より調子を損なった経験がノウハウとしてあるので、もう少し上手くやれそうな気がしています。
 もっと言うと、立ち上がるために七転八倒していたらいつの間にか終わっていた今年を悼み、そのぶん来年をよりよいモノにしてえというモチベが非常にある。

 とりあえず質の良いコーヒー、質の良い緑地、質の良い音楽などに対して積極的な前ステを試みたいと思っています。noteも書きたいね……。
 色々程々に頑張るぞ~。

 今年よく聴いた音楽のリスト。
 特に印象深い曲をかいつまんで何かしら書いてきます。

1.やえ/日食なつこ
 大学生の頃は、氏の音楽が苦手でした。
 『ログマロープ』『エピゴウネ』とか「人生から目をそらさない人のためめの歌」という印象で、日々をなあなあに趣味へと費やしている僕には眩しすぎたので。……という具合だったから、ふと耳にした今年のアルバム『はなよど』に不意を打たれたのは言うまでもありません。
 今年は拙いながらに人生をガン見せざるを得ない年だったからか、上記の曲も改めて聴くと感じ入る部分もありました。
 来年一番ライブに行きたい。

4.INTERNET LIVING DEAD/多次元制御機構よだか
 『仮想現実のマリア』っぺえ~~~~~という強い感情。
 矢継ぎ早に繰り出されるレトリックと、クスっと笑えつつも遣る瀬無いオチをつける感じにあの人の刃の切れ味を見た。
 知識がフィッシュライフどまりだったけど、こっちも追っかけていきたくなる一曲でした。来年はあの人も再起を誓っていることだし、もうそれだけで楽しみな年だと断言できる。

5.BUG/WOLVEs GROOVY
 今年の埋蔵金枠。流行ってください。

11.光線/松木美定
 年ごとにプレイリストを作って3年目なんだけど、唯一の皆勤だということに気付いた。
 基本的には広く浅くで音楽を聴くタイプだから、稀にめちゃくちゃ擦るアーティストのことは強めに意識するクチなんですよね。ハヌマーンとか赤い公園とかsyrup16gとか。氏の場合、同様に意識するようなことは無かったけど、結果として常に僕の中の上位にいるようで我ながら意外でした。

17.一千光年/いよわ
 老若男女、大小一切を問わず全ボカロオタクをなぎ倒すパワー。
 ミクが終始コーラスで支えて、その上で他のみんなが存分に想いを歌っているのがもう堪らんです。

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