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50代英語教師のInDesignチャレンジ No.65 見開きレイアウトの注意点

これは、50代英語教師の夏休みチャレンジとして始めたInDesignの学習記録noteです。UdemyのInDesignコース「【仕事で使えるInDesign】初心者が「仕事で通用する人材」になる~業界の専門知識も学べる、インデザイン講座」になります。講師の先生は高橋秀幸先生です。

こんにちは〜昨日でパンフレットのデザインは終了したんですが、今日は、見開きレイアウトの注意点について学習をしていきます。

まず、ネイビーのページを開いてみる。

今回作成したパンフレットが、「中綴じ製本」の場合は、デザイン的にセーフで、「無線綴じ製本」の場合は、デザイン的にアウトになるらしい・・・

中綴じ製本と無線綴じ製本の違い

  • 中綴じ製本・・・本が針金で綴じてある製本形式

  • 無線綴じ製本・・・背表紙があって、「背」をのりで接着する製本方法

中綴じ製本は、比較的ページ数が少ない時によく使われる。表紙と裏表紙を広げると、フラットに開く。つまり、本を広く開くことができる。

無線綴じ製本は、ページ数が多い場合によく使われる。中綴じの用にフラットには開かない。本のノドがかなり内側に織り込まれるので、根元まで見えない。ノド側の10mmくらいは織り込まれてしまう。

上記の理由で、ネイビーのページを例にとって言ったけど、中綴じならOK,無線綴じならアウトの理由がわかると思う。要はノドの部分の見える範囲の違いなんだって。

ネイビーのページで見ると被写体の肩の部分がノドにかかってる。このパンフレットは中綴じなので、本がフラットに開く。だけど、もし、無線綴じだとしたら、肩から腕の部分は織り込まれてしまって見えない状態になる。

アパレルブランドのパンフレットの場合で、肝心の商品の画像が、ノドの部分にかかってしまい、半分近く見えなくなるのは、そりゃアウトだよね^^;

ちょっとこのパンフレットの表紙を見てみる。

タイトルからもわかるように、洋服のカラー、色についてのコンセプトブックでもある。洋服を見せるのはもちろん、洋服のイメージをしっかり伝えるのが、一番の目的です。写真を見てもわかる通り、商品写真がメインというより、イメージ重視の写真が使われている。

もう一度、ネイビーのページを見ると、ネイビーというカラーのイメージとカジュアルブランドのイメージを中綴じにすることで、しっかりと伝えることができている。

ただ、もし、写真のトリミングをモデルさんの顔がノドにかかるようなトリミングをしちゃうと、それはそれでだめ!折り目がついちゃう、モデルさんの顔に^^;

このように、写真を見開きでデザインする場合は、センターの位置に十分注意して、レイアウトするようにする。

逆に、前回の雑誌の制作で作ったものを見てみる。

これは、無線綴じをイメージして制作されている。ノドを22mmのスペースで取ってある。(見開きにすると22m x22mmかなり広めに取ってある)
見開きで見ると間隔が空きすぎのようにも見えるけど、無線綴じで製本されることを考えるとこれくらいでいいらしい。

デザインする時は、中綴じ製本なのか無線綴じ製本なのかを考慮して、デザインするようにする。

それじゃ今日はここまで^^

50代英語教師です。まだまだ学びたいことがありますので、もし記事がよかったらご支援よろしくお願いします。Udemyを活用して学習しています。