見出し画像

投資、それとも博打?

おうち時間を利用してFXに再チャレンジしています。

2020年3月の感染症拡大では診断士予備校の授業料くらいの勉強代をお支払いして「強制ロスカット」という社会勉強をさせていただきました。そのため1年くらい手を出さずにいたのですが4月から再開しました。

中小企業診断士1次試験の経済学を活かして丸儲け!という美味い話はありませんが、学習したことが全く役に立たないわけでもなく経済ニュースなどを読み解く上で活かされていると感じます。今回は投資自体の話ではなく資産を減らしてしまうリスクがあるにもかかわらず「私がなぜ投資を行うのか」を記事にさせていただきました。

投資に積極的な若者

FXの情報をWebで検索しているせいか、投資に関するリコメンドが増え、その中で投資を始める20代や30代が増えているという記事を見かけました。記事では小額から始められる商品が増えて身近なものになってきていると紹介されていましたが、Fire(Financial Independence, Retire Early)の流行に乗り、経済的独立・早期退職に憧れる若者が増えているのかもしれません。
40代になった現在、早期退職を目指しているというわけではありませんが「経済的独立」には憧れがあります。それは私が自分の生活が不安定な中でも社会に奉仕できるほど聖人君子ではないと自覚したためです。昨年、身近で失職した人が再就職できない上に社会保険料の支払いが思ったよりも重く、心労を貯めているのを目の当たりにしたことで改めて安定収入の大事さを痛感しました。

40代は投資に消極的?

先ほどの記事によると、若者とは逆に40代や50代はあまり投資に目が向いていないようです。50代は定年が見え始めているのでリスクを負ってまで資産を増やす必要がないのかもしれません。または、バブル経済の崩壊を経験しているために投資に対するネガティブなイメージがあるのかもしれません。バブルが弾けた1991年当時まだ小学生だった私は経済活動に直接関係していたわけではありませんが、突然お年玉が減ったことだけは記憶に残っています。
ど田舎農家の小学生でも影響を受ける位なので、当時のビジネスパーソンへの衝撃は大きいものと想像します。また、私の場合は社会人になるまでの間に親から「クレジットカードは危ない」「株は怖い」「借金はするな」「保証人にはなるな」等と教えられて育ちました。親は連帯保証人になっていて苦労していたようです。
ただ、親の思いとは裏腹に、ダメだ!ダメだ!と言われ続けたせいで逆に私は投資に興味を持ってしまったのかもしれまん。株式、不動産、太陽光発電などxx投資と聞くたびに手を出し続け、借入金が増え続けています。

チャート

老後不安

最近は、加齢のためか老後不安も大きくなってきました。あまり先のことを考え過ぎるのも精神衛生上よくないと思い、先日、公的年金の給付額をシミュレーションしてみました(銀行などが提供しているサービスを利用すれば面倒な登録などせずにシミュレーションできます)。
公的年金を根拠なく過小評価しすぎていたせいもあってか、思っていたよりは給付されるものだという感想をもちました。カップラーメン生活🥤を想像していたのですがインスタントラーメン🍜にオニギリ🍙をつけることくらいはできそうです。定年まで勤続することが前提ですが、慎ましやかな生活はできそうで、不安が緩和されました。
逆に、勤務先からの退職一時金は頂戴できるだけありがたいのかもしれませんが、定年まで働いて800万円という試算でした。
奄美・徳之島が世界遺産に登録されるようですが、老後に世界遺産を巡る旅にでかけたいと思ったときには、資金が不足しそうです。また、国の財政悪化、インフレ、リストラ、傷病など将来何が起こるかわかりません。
高齢になり身体とお金に融通が利かなくなってからでは打つ手が限られるので、リスクを許容できる今のうちに投資に慣れ親しんでおく!というのが、私が投資を行う理由です。

投資を続けて良かったかどうか、結論を投稿できるとすれば20年後や30年後になります。将来何が起こるかわからないからこそ今を楽しむ!投資をする余裕なんてない!リスクの低い貯蓄の方が安心!など、人それぞれの事情や考え方があると思います。今回は、投資を勧めたいという意図ではなく、1つの考え方として紹介させていただきました。

最後に

企業内診断士としては「勤務先の成長や中小企業の支援に貢献して経済を活性化させるので日本の未来に不安なんてない!」とカッコよく言い切りたいところですが、過信は控えてコツコツと博打にならない程度の投資にチャレンジしていこうと思っています。

挿絵2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?