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なにか楽器がひけたらいいな2【ジャンベ】

ジャンベ

特に民族楽器好きというわけではないのです。偶然の出会いでした。


「カラオケでかっこよくタンバリンを振りたいので習いにいきたいけど、ひとりじゃはずかしいから、みたぽんついてきて!」と友人に頼まれてパーカッション教室に行きました。
そこで、ジャンベというアフリカの楽器に出会いました。
足の間に挟んで、みんなで輪になって叩きます。
「ドンタコスッポン♪ドンタコスッポン♪」
そんなリズムを2時間くらい叩いていると、レッスンが終わった後はものすごく元気になったのです。
それもそのはず、リズム運動はセロトニンという神経伝達物質の分泌を促し、鬱状態を改善することができるのだそうです。
3か月くらい経ち、【ドン・パン・カーン】の3つの音が叩き分けられるようになったころ、主人の転勤で中断。
引っ越し先の鹿児島でジャンベを手に入れました。
私は衝動買いするタイプではないはずなんですけどね。
そして、手に入れただけで満足しました。

楽器は不思議。
人生をおもいがけない方向に連れて行ってくれることがあります。

鹿児島から帰ってきて、沖縄三線(サンシン)を弾く友人に「琉球太鼓代わりにジャンベを叩いてくれ」と頼まれ、ハワイ&沖縄ミックスバンドで叩くようになりました。
1年しないうちに地元のストリートのコンクールで4位。
FM で放送されたり、都内ライブハウスのプロの前座で演奏した縁で、なんとサンシンの彼女と私は、プロのバックで演奏するようになったのです。

沖縄民謡のリズムは基本変拍子。必死で耳コピして楽譜を起こしました。「もっとカッコ良く叩いてくれ」と現場で要求され、必要に迫られてあちこちのパーカッション教室に習いに行き、必死で打楽器の演奏技術をゲットして行きました。
私が「みたぽん」と呼ばれるようになったのは太鼓をぽんぽん叩くから。

40歳を過ぎてからのガチの音楽活動、刺激的でめちゃくちゃ面白かったけどハードでした。

自分の経験から言えるのは、打楽器はセッションの楽器であり、全くの初心者が独学で、一人で楽しむのは難しそうだということです。

2.【メロディ:旋律楽器】へ続きます。

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