それでも世界は続くから#006

これはよく呟くんだけど、僕は「運と縁」で生きていると感じている。

運と縁で生きている、と言うとネガティブに捉えられがちだけどそういうわけではなく、運と縁の根本にはもちろん僕自身の人柄や行動があるわけだけど、人柄も行動も伴っている人でもチャンスを得られないことが多いわけだから、やっぱり「運と縁」のおかげさまだなと捉えている。

そもそも「俺の成功は努力の上に成り立っている!」と言えるほどの成功もしていない。ただ、下積みや根回し無しでフリーランスを始めた割には、貴重な仕事に携わらせていただいてる方だと思う。

それはやっぱり「運と縁」のおかげなわけで。

「運と縁」の上に、僕の今の生活は成り立っている。

だから、驕らず、誠実に取り組み続けなければいけない。そうするとまた、運と縁が回ってくる。

そんな、おばあちゃんの金言みたいな思想で、僕は仕事をしている。

仕事の話になると前述した通りだけど、仕事の他にも、例えば最近は株について教えてくれる友人がいたり、確定申告について教えてくれる先輩がいたり、この一ヶ月くらい勉強していたAIについて教えてくれる人がいたり、「時間と経験」を持って、面倒を見てくれる人がいる。

僕は一人じゃ生きていけない。

この1~2ヶ月の動きを見ていると仕事が少し増えそうなんだけど、それらの仕事は、これまでに誰かに教わったり勉強しながら粛々と熟してきた仕事や練習の上に成り立っている。なんならまだ勉強と練習をしている。

そもそも下積みも根回しも無い状態でフリーランスとして仕事が貰えたのも、「サラリーマン制作部一名体制」時代に、会社に寝袋持って行ってでも納期を遅らせなかった真面目さと意地と、反抗することすらできなかった弱さと、立場を失うことへの恐れと、色々なものがないまぜになったこれまでの経験があるからで。

一人では生きていけない。そんなことを考えながらも、「とはいえこのままのフリーランス生活をいつまでも続けられないから、一人で生きていけるようにしなくては」と、矛盾のような悩みの連鎖の中で、それでもできることを模索していく日々。

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