三玉知県で広まる民族音楽「ワカラナ・ビート」

■ワカラナビートとは?

新しい伝統芸能シリーズ第二弾「ワカラナ・ビート」
……三玉知県で最近解析された古の伝統芸能らしいですが、
こちらは純粋絵と異なり若者文化のようなノリで自然発生した新興文化であるという説が濃厚です。
ただ、県内においては早速伝統芸能のような扱いになっているほど定着はしているリズムです。

これは、リズムに合わせて刻む民族音楽で、
三三七拍子のようなリズム感を参考に新しく作った民族音楽です。

じゃあ、日本古来の三三七拍子と何が違うの?というと、
三三七拍子は前進前進前進だー、という感覚でとっつきづらいです。
この「ワカラナ・ビート」はいわゆる三・一拍子のような感じで、
前進と後退のフェーズを繰り返すイメージです。

■楽譜

弊サークルに楽譜を描けるものが現在いないので、
具体化しにくいのですが、
まず拍は150くらいがベースですが、好きなテンポで構いません。

で、正直いって楽譜のような難しい表を使わなくても再現できます。

|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ド・ド・ド・ソ|

|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ド・ド・ド・ソ|

|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|
|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ド・ド・ド・ソ|

|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ド・ド・ド・ソ|
|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ド・ド・ド・ソ|
|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ソ・ソ・ソ・ド|ド・ド・ド・ソ|
|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ド・ド・ド・ソ|ソ・ソ・ソ・ド|

|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|
|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|
|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|
|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・ソ|ド・ソ・ド・-|

|ソ・-・シラ|ソ・ラ・ソ|

こういう音楽です。

■手で表現する

新しい民族音楽を目指したので、民族音楽らしく自然的な手法で再現することが可能です。
椅子に座って、手は膝に。準備はこれだけでOKです。
上記の楽譜のドを右手、ソを左手で叩くだけです。

ちなみに最後のソ~シラソ~ラ~ソって部分は楽譜にした際に追加した部分なのでなくても構いません。
本来はド・ソの時に右左交互に連打して、疲れたと思ったタイミングでやめるだけです。

ご家庭に太鼓やドラムがある方は、それらの楽器を使って叩くのもよいかもしれません。

■どういう時に演奏するの?

古代から三玉知に伝わる純粋絵を描くときと同じで、
分からなくなった時に行うリズムとされております。

旗から見れば独自のリズムに見えるので、
通称「新しい民族音楽」とされているところはあります。

純粋に分からないからとりあえず叩くか、というわけで「ワカラナ・ビート」という感じなのです。

一応作られた民族音楽という認識は県民の間であるのですが、
最近知った層はそれを忘れて古来からある民族音楽みたいな扱いで演奏している人もおり、県内だけでも解釈違いで闘争になっているのが実情です。

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