MMDモデルでギターのF#を弾く
自作のMMDモデルにギターを弾かせたい!
今日は、重音テトさんに「F#」を弾いてもらおうと考えました。
最終的に上の画像のように完成して嬉しく思っています。
F#とは!?
Fと言うと、ギターで「鬼門」とされているコードですね。たくさんの指を使い、そのうちの一本である人差し指は「セーハ」といって指の腹なども使ってたくさんの弦を押さえなくてはいけません。
このハードルの高さに、ギターそのものを辞めてしまう人が続出…という初心者キラーなコードです。
そして、F#はその半音上のコードです。
ひとくちにFと言っても、F1とかF2とかF3とか、低い音から高い音まで色々です。押さえ方も一通りではありません。ハードルが高いやつはF1です。
パワーコードをおすすめします
ギターは弦が6本あります。ハードルが高いやつは、6本全部使います。
でも、それって本当に必要なの??
MMDとボカロ(音声合成ソフト)を多用したDTMerとして15年目になりますが、そんなに使わなくても、ほとんど困ることはないです。3本でいいです。DTMerより以前からギターを弾いてますが、実際にそのくらいで何万曲も弾くにあたって十分とボクは言えます。
皆さんそれぞれに主張があると思うので、それぞれのスタイルで良いと思いますが、ボクは3本で良い。それでできる曲に自信ももっています。
難しくあれこれコードについて考えて、覚えられなかったり、弾けなかったり、と悩む時間があるのなら、弾ける方法で弾いて新しいコンテンツを作っていった方が楽しいのではないかと考えています。
3本で弾くF?
パワーコードとも呼ばれる、ボクのお気に入りは大体以下のようなスタイルです。
F1…人差し指(以下:人)6弦1フレット(以下f)、薬指(以下:薬)5弦3f、小指(以下:小)4弦3f
基本的に中指を使いません。ですが手の大きさなどによって、薬指や小指より中指の方が押さえやすい、とか小指だけで薬指の分まで押さえられる、といった事情が人それぞれ違うと思うので、あくまで目安です。
もう一度、省略形で書くと
F1…人6弦1f、薬5弦3f、小4弦3f
そしてこれのすごいところは、そのまま1フレットずつ動かしていくと、その弾き方だけでも全部のキーをカバーできることです。
F#1…人6弦2f、薬5弦4f、小4弦4f
G1…人6弦3f、薬5弦5f、小4弦5f
G#1…人6弦4f、薬5弦6f、小4弦6f
A1…人6弦5f、薬5弦7f、小4弦7f
A#1…人6弦6f、薬5弦8f、小4弦8f
B1…人6弦7f、薬5弦9f、小4弦9f
C2…人6弦8f、薬5弦10f、小4弦10f
C#2…人6弦9f、薬5弦11f、小4弦11f
などと続きます。
今日弾いてもらったのはF#2
F#2…人5弦9f、薬4弦11f、小3弦11f
この形になります。
MMDでギターを弾く時は…
マスク・ザ・春原さまの「楽器演奏用プラグイン」が便利です。そちらをMMDモデルに組み込むと、便利なボーンが増えます。
そのうちの、楽器指板ボーンを使って、指板上を左右に動かすだけで大体よくなりました。
というのも、前作の東北イタコさん曲の動画で、D2を弾いていたんです(D2…人5弦5f、薬4弦7f、小3弦7f)。すると、そこから4フレットずらせば良いという事になります。
ただし、MMDモデル操作では、生身の自分の体でギターを弾く時には思いもよらなかった事が起こることもありえます。
今回は、「手首の角度が変になったりするのでは?」と事前に予想して臨みました。実際やってみると、手首の角度は変になりませんでした。しかし、指がギターにめりこむなどがあり、主に指先を調整しました。
話が長くなってきたので続きます
今回は、コードの話も書いてしまったので、考えていたより長い内容になりそうで、つづきは後回しにします。
テトさんが弾けたら、そのモーションをデフォ子さんに読み込んでみようという実験もしました。またそれは後日にしたいと思います。
音楽の楽しみ方も人それぞれだと思うのですが、ボクの特徴としては、ボカロPとして音源をつくり、それにシンクロするバンド系MMD映像を作るというところであります。これをやっているPさんはあまり多くないと思うので、楽しく続けていきたいと思います。
東北イタコさんが写っている前作の動画の記事は↑↑になります。
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