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美篶に滞在中

長野県伊那市美篶にひと月のうち、一週間程度滞在しています。本当は拠点を美篶にして、東京に出張にいく、くらいにしたいとら思っていますが、東京でのお客様との打ち合わせ、外注加工先の確認、本づくり協会、本づくり学校の運営となると、東京にひと月三週間になります。製本所に行く前に、まず農協によってもらい、りんごを買ってから、美篶堂伊那製本所へ。

美篶堂伊那製本所の入口にある本棚に、オリジナル商品のノートやブロックメモ、豆本カードスタンドや、書籍、製本の材料などがあります。
製本職人真さんがつくる美篶マーブル染は少量製作でオンラインショップで販売していますが、直売所では、試作で染めた更なるレアモノを販売しています!色数が多いです!


美篶堂伊那製本所では木、金と毎月第一土曜日の13時〜17時に製本所の入口を「直売所」としてお店をしています。
毎月第一土曜日はなるべく美篶にいるようにしていますので、是非是非いらしてください。今年は第一土曜日はなるべく予約なしの製本ワークショップをしていました。今年は昨日で終了としました。来年春は、予約制のしっかり製本ワークショップをするように準備しますね。

昨日は、真一さんと動画撮影をしました。
オンライン工場見学のご依頼があり、美篶堂オリジナル商品を作っている様子を撮影して、当日は動画を見ていただきながら、伊那製本所から中継し、事前に道具なども送って簡単なワークショップもしようと思います。

作っているのは「さくらさくノート」これまでも作ってきたのですが、製本の構造をリニューアルします。


ソフトカバーですが見返しをつけます。


真一さんの美しい刷毛捌き。



只今から来年3月までは、製本所は繁忙シーズン。ダイアリーや学校の学位記ケース、結婚式の宣言書など。たくさんの刷本が到着し、倉庫にひしめきます。
なんとか利益を出すためには、一つの仕事を出来るだけ続けて製本すること。それでもそれぞれのお客様から、少しでもはやく届けてと催促がくるので、小泉さんがテトリスのように組み立ててくれたスケジュールを、真一さんが中心になりぐるぐると動き、お客様のご希望の納期に納まるように、まさに、製本しまくっています。
これだけ動き回っても、毎月経済の崖がやってくるのは、手仕事でないと出来ない難しい仕事が多く、見積り段階では読めないさまざまなことが起きる。地道に課題と改善策を挑戦を繰り返して、健全な経営に届くよう、動きます。

今日は日曜日ゆっくり働く日。
ワタクシは製本所の倉庫の整理、真一さんは製本所まわりの草刈り。早苗さんも、マイ草刈機で手伝ってくださり、ありがたい。

早苗さんが、空がきれいだよ!と呼ばれて倉庫からでると、天使のはしご?とは逆ですか?名前がわかりませんが、雲の上が光ってました!

明日は朝から製本所に出勤。通勤路を20分歩くのが楽しみなんです。

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