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本づくり学校.基礎科・応用科、オンライン上級クラス

2023/11/18(土)14時-17時 応用科
丸背上製本 5冊/背固め。冊数が多い場合での製作の仕方の1回目。

応用科では自分が作りたい本を作れるようになり、たくさん本を作ることが出来るようになることを目指しての授業となります。
授業は美篶堂・上島松男会長、親方が指導です。2度の骨折から復帰して、8.9期の応用科のみなさんは、親方から直接の手ほどきとなり、他の期の方々は羨ましいことでしょう。

親方の「コツ」という道具。これは丸背を出すために削って、使いこまれたもの。
親方の手さばきを直接見る。応用科は静岡、新潟、愛知、長野県、滋賀、千葉、東京から月1度本づくりハウスに集まります。


基礎科では1冊一冊丁寧に体験していただきますが、あんなに大変であった丸背を5冊!たくさん作ると、手が覚えます。
親方のコツを使うと、本のどの部分を押さえたいのか、自然にわかります!道具に動作が導かれる体験。

この日は本文を完成させて終了。次は表紙づくりと合体で完成させます。

11/24(金)19時 -21時 
オンライン上級クラス 
丸背上製本+丸背ブックケース3回目


昨年、基礎科をリモートではじめて一年間授業をしましたが、そうした方々から引き続きオンラインでの授業を望まれて、2回、3回のレッスンでゆっくり仕上げるサロンのような授業を目指しています。この日は丸背のブックケースの仕上げて完成。近況報告や座学での授業も今後つくりましょうと話したり、本づくり文庫の本を持ってきて、の話しなど。

応用科でも仕上げる麻布の丸背上製本は窓をつけて、タイトルを貼る。
パソコン画面を記念撮影。




2023/11/25(土) 14時-17時 編集・デザインについて-2(表紙)/絵本製本様式の実習 ⑰の「絵本製本」の表紙プレゼン。

授業は美篶堂の書籍や、本づくり協会の会報誌を編集、デザインを担当のeaチーム。編集の永岡綾さん、デザインの守屋史世さん。

守屋史世さんがデザインされた書籍を見せていただきながら、表紙をデザインするとき心がけていることを教えていただく。
奥の永岡綾さんは、編集者で製本家。ご自身のルリユール作品も見せてくださいました。

対面10名、リモート10名のみなさんが自分で作る本を直接アドバイスもらえる貴重な時間です。2回の授業を経て、ブラッシュアップして、来年の製本の授業までに印刷まで済ませます。
3月の終了展にてお披露目です。本づくりハウスで一般公開です。是非見に来てください。

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