見出し画像

クリニック×LINEアプリ活用術!アフターコロナ向けアプリアイデア集!

こんにちは、ネッコスの井口です!

今の時期、コロナの感染者数は下がってきていますけどこれから冬に向けてまだまだ油断をしていられない!そんな状況に一歩何かできないかと思って本日はLINEアプリで医療の現場のこんなことに絡められるよっていう事例とかアイデアをちょっとまとめてお伝えしたいって思います!

こんな状況だけど、それをきっかけにより便利にそして安全に、患者さんも従事者もどちらにも使いやすい形を提案していけたらいいなと考えています!

医療系の課題として考えられることは何?

最近旦那がコロナにかかってしまい(もう回復しましたが…)それに伴い自分の行動にも制限がかけられてしまったり、またまだ小さな娘をどうにか守らないといけない!
と思ったときに今のネッコスで対応しているLINEアプリをより発展させて、コロナ時代に合うツールとしての提供をしていきたい、という考えのもと悶々とした時間を過ごしてました…

画像1

そこで実際に作ったことのある機能も、少なくともうちならできるなっていう機能も思いついたものをいくつか並べてLINEアプリを使えばこんなこともできるよ!これも可能だよ!というのを紹介してみたいと思います!

特に今の医療現場で課題として考えられることは…混雑や不必要な接触の緩和、患者さんのケアや対応が手軽な連絡手段なんかがこれからの時代の課題として、真っ先に解決した方がいいんじゃないかという想いとそれだったらLINEアプリで解決できる!っていう感覚がピッコーン!!とつながりました!
なのでLINEアプリ×医療でこの課題を解決する方法を紹介していきたいと思います!

課題解決編①『混雑や不必要な接触の緩和』

今の医療現場の課題として一番に挙げられるのが、今まで通りの形では改善が難しい混雑や不必要な接触の緩和ですよね。受付をして初診なら問診票を書いてもらって、診療の順番が来るまで待合室で待ってもらってそれから診察室へ呼び出して…実際の診察や治療を行って、今度は支払いや処方箋が出るまでまた待合室で待ってもらってそして実際に会計を行って、もし処方箋が出ていれば今度は薬局もしくは院内で処方箋を出しに行ってそこでまた薬が受け取れる順番を待って、実際に薬を受け取って薬局であればまたお会計をして終わりというのを治るまで繰り返さないといけません。

ここまでの時間でかなり多くの人と同じ空間で待っていて、そして何度も人と話して接触をしないといけません。

順番に紐解いていくと
来訪
受付
問診表
順番待ち
診察
会計待ち
処方箋受付
処方待ち
薬受取・会計

こういった順番で進んでいくのが普通かと思います。

画像2


この中にいくつもLINEアプリで対応を変えられるポイントがあるのに気づきましたでしょうか?

・来訪
ここは初診かどうかがありますが、どちらにしても先に予約を取っておくことで待ち時間などを減らしてスムーズに診察を受けることができますよね。

まあ初診とかで急遽来た患者さんが多いとそれでも待たされること多い日もありますけど…そういうのをLINE上でLIFFアプリの予約カレンダーや混雑状況の通知と連携して、空いてる時間や現在の混雑具合を見ることができれば来診しやすくなりますよね。

・受付、問診表
通常の病院での受付は、初診なら問診票を書いて保険証を渡して再診なら診察券を出して順番待ちとなりますが例えば問診票は基本マーク式で必要があれば自由記入という形が多いと思います。なのでこれってWEBフォームとかで代用できる要素だと思います、むしろ受付前に事前記入してから診療受付を行う事もできるのでその分も待ち時間を減らすことができると思いませんか?

画像3



また、診察券もLINEアプリなどでQRを読み込んでチェックインするような形をとれば券の取り出し、受け渡しも紛失も防げると思います。LINEアプリの電子会員証などのツールをそのままアレンジして流用できる部分ですね。

・順番待ち
病院で一番長く煩わしいと感じてしまうのがこの待ち時間ですよね、こちらもほかの人も調子が悪かったり具合が悪いことも多いのでものすごく気を使いますしそれに加えていつ呼ばれるのかわからないとどうしてもイライラしてきてしまいますただ、これもLINEアプリで医院のアプリなどを友達登録しておけば診察が近づいたときにお知らせしてくれる、みたいな自動お知らせをする事もできます。

それなら例えば待ち時間は外に出ていたり(出来れば)少なくとも時間を有効に使ったり、あまり気を使わず済むようにできますよね。

・診察
ここは一番大事なところなので、アプリでどうにかできる場所ではないですが問診表のデータなどがカルテと連携できるようになっているとそこは楽にできるんじゃないでしょうか。

・会計待ち
診察が終わってからの会計待ち、ここも呼ばれるタイミングがわかっていればちょっと席を外したりできますし予め呼ばれる前に会計学がわかってれば準備も楽ですよね…そういった通知もですが、さらにLINEアプリを利用すればLINE決済で会計をすることも可能!とはいえ手数料はかかってしまいますしそれを患者さんに持たせるわけにはいかないので、一筋縄ではいきませんが…お金のやり取りをスルー出来るようになるっていうのは一つの利点ですよね!

・処方箋受付
処方箋については現在国自体がデジタルで利用できる電子処方箋の普及を目指しているところですので、今後の処方箋の発行もしくは引き換えのシステムにLINEアプリを活用できるんじゃないかと思っています。

LINEIDに基づいたデータで情報を呼び出しに行って、それに合わせた処方箋をLIFFでWEB表示させるのかLINEにメッセージを送る形にするのか…どちらになっても対応ができそうですし、これによって処方箋受付の手間が削減されたり同一院内で薬局がある大き目の医院なら受け渡しもスピードアップできるんじゃないかと思います。

・処方待ち
処方待ちの時間にも診察待ちの時間と同様にLINEでの呼び出しができたらいいですね、電子処方箋が発達したら診療を受けた医院やクリニックの指定の薬局ならあらかじめ処方箋が送られていて、準備ができたら呼び出してもらうような形も取れると思います。

画像5

とはいえ小さな薬局であれば処方待ちってそこまでの時間はかからないと思うのでこちらはそうなったらいいな、という部分も含まれてしまうかもしれません。
ただ、今後の現場の進化を踏まえてネッコスでやる場合にはこう言った対応をできるように盛り込める、もしくは第2ステップで実装できるような形にしておきたいですね。

・薬受取・会計
薬の受け取りや会計についても、LINEアプリの機能を活用できる部分はあると思います。ただ診察の会計と同じようにLINEペイの導入には手数料という難点がかかってきてしまうので、そこをどうするかですね…院内で薬局を持っていて、診察料に処方の金額も含まれているような大き目な病院だったら導入を考えるのは問題ないと思います。そう言った所は待ち時間も長くなりがち、人の流れも多くなりがちなので丁度いいんじゃないでしょうか。

こういった普段何気に受けている診療、診察のお互いの接触を削減、手間も削減することができると思います。
特に待ち時間は本当に出来るだけ少なくしたいのでこうなってくれたらいいですね…。

課題解決編②『患者さんのケアや対応が手軽な連絡手段』

さて、もう一つ今後の課題になると思われるのが患者さんのケアや連絡手段の負担を減らしていくこと、また美容系クリニックなどでは再来院を促したりもしていけないとだめですよね。

今まではどうしても電話で受け付ける、もしくはメールでの対応を受けているところやナビダイヤルなんかを利用してサポート対応を行っているところも多いですよね。

ナビダイヤル自体はいいと思うんですがやはり時間がかかったり、オペレーターと結局話したいのに二手間ぐらい手間が増えてしまったりで利用していてちょっと困ってしまうことも多いです。

画像4

そういった課題を解決するためにLINEアプリで出来そうなのがまずはおなじみのチャットボットですよね。
ある程度の問い合わせには自動返信もできるし必要があればチャットで対応もできます、そして問い合わせいただく時間を問わずに受付できるところも様々なライフスタイルがある今の時代に合っていると思います。

とはいえユーザーって問い合わせたらすぐ返事が来ないと不満を持ちやすいので…そこは工夫が必要かもしれませんが。ただ問い合わせの受け答えで時間を割かれるケースを削減できるだけでも導入する価値はあると思います。
また、患者さんによってはお薬のリマインダーや定期的な来院が必要な際のお知らせ、予約を取っている場合の予約リマインダーや変更などもLINEアプリを利用して行う事ができます。この辺りも電話で対応がメインになっているところですが、LINEアプリを利用して患者さん側である程度コントロールというか、手続きができるようになっていれば手間を削減することができますよね。

もちろん何でもかんでもオートメーション化すればいいというわけではありませんが、自動化や接触機会を減らせる処置を行った方がいい所は半自動化していってもいいのではないでしょうか?
緊急のケースでは電話や119番の方が絶対にいいですが、症状が悪くなったから来院した方がいいか?とか在宅療養などのケースも増えている現在だと訪問診療の申し込みや管理などにLINEアプリを活用していければ手軽に手持ちのスマホから、必要な時にすぐ行えるようになっていいと思います。

画像6

またこちらから声をかける手段にもなるしリッチメニュー等を出し分けて緊急連絡が必要な場合は119番できるようなボタンをつけたり、クリニックに電話できるようにしておいたり等のやり方もありますね。
手軽な連絡手段としても利用できるようになりますし、工夫次第で色々なことをできるパターンが考えられますね。

アフターコロナのアプリの活かし方まとめ

アフターコロナ・コロナ時代になった事が一つ、スマートフォンの普及からLINEの利用率が上がってきたことが一つ、デジタルネイティブ世代の割合が増えてきたことでだんだん今までの前に倣えで進んできたことも今後デジタル化を速めていく人も増えてくると思います。PCの普及によってそれまで手書きだったカルテだって電子化し、街のお医者さんに行っても大体デスクにパソコンが乗っているのが普通の光景になっています。一度動き始めると、それが浸透していくのはあっという間な気がするので動き始める前にこちらから先手を打っていけるようになりたいですね。

画像7


これは、ネッコスもそうですし世の中全体に対してもそうなっていってほしい、というような気持があります…(私がせっかちなので)

医療現場にそこまで詳しくない私でも、LINEアプリでこんなことができるんじゃないか?という考えのもとにこんなことを思いついたのでもっとディスカッションしていくことができれば、さらに便利な機能を入れることができそうですし現場の人の悩みとかも実際に聞けばより良い解決案につながるんじゃないかなと思いました。

よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートは、制作会社としての活動費やおやつ購入に使わせていただきます❤