見出し画像

LINEWORKS APIを利用して何か面白い事をしてみたい!

こんにちは、ネッコスの井口です!

突然ですがLINEWORKSを利用したことがありますか?
LINEとほぼ同等の利用が出来て、かつカレンダーやグループチャット、タスク管理やファイル共有などもできるグループウェアです。
シェアが高いので利用した事ある人も結構いるのではないかと思います。


LINEWORKS ロゴ

普段から使い慣れているLINEと近い使い勝手で、更にビジネスに便利な機能があるLINEWORKSですが
APIを無料で公開していてこちらもLINEAPI開発と同様に面白そうなことが出来そうなので、開発会社の代表としてそういう目線で今回は
LINEWORKS APIについてお話しできたらと思います。

LINEWORKS APIはどんなことが出来る?

LINEWORKS APIを使ってできることは色々あり、外部ツールやアプリとの連携をさせてLINEWORKSの利用を効率化したりできます。

すでにいくつか連携できるサービスもありバックオフィスの効率化などに役立っています。

すでにLINEWORKSAPIを利用してアプリ連携できる例としては
kintoneやらくしふ、DottedSignにトラスト・ログイン等が挙げられます。それぞれのアプリとの連携で必要なデータの受け渡しを行えるのがLINEWORKS APIになります。

もちろん、連携アプリを自作してすでに利用しているツールとLINEWORKを連携させることもできます。

LINEWORKSのAPIはカテゴリが下記のように分かれています。

Bot

Botを利用したメッセージの送受信が行える機能で、他の物と組み合わせて色々な連携を実装できます。

Directory

ユーザー (メンバー) や組織やグループなど、「メンバー」メニューにまとめられている利用者や組織の登録や更新ができます。
ユーザーの情報を呼び出せるので、メールアドレスを取得してメール通知を行うようにしたりユーザーのレベルを登録や更新して、閲覧権限の設定などができます。

Contact

連絡先や連絡先タグの管理をします。この連絡先は内部ユーザーではなく、外部の通常LINEユーザーや別のLINEWORKSを利用してるユーザーになります。
顧客管理一覧などの呼び出しに利用するAPIですね。

Calender

予定の取得・作成・編集・削除やカレンダーの管理をします。カレンダーの管理では、予定リストなどの確認や編集ができ、個人のカレンダーもチームのカレンダーも会社のカレンダーもこちらで操作できます。

Board

掲示板や投稿、コメントの管理をします。投稿に対して通知を発したり、メールと組み合わせてメールでお知らせしたり、外部から投稿の一覧を確認したりできますね。

Drive

マイドライブ、共有ドライブ、チーム/グループフォルダを管理します。クラウドにアップロードされたファイルの変更や修正、アクセスに利用するもので予めアップロードしておけば外部アプリで見れるようにしたりできますね。

Mail

メールの送信・閲覧・削除や、メールフォルダ・フィルタなどの設定管理をします。このAPIはアドバンスドプランでないと利用できないため、利用する際には注意が必要です。
送信者や受信者で一覧を出せたり、メールの内容を検索したり特定のメールだけ転送させたり削除したりが行えます。

Audit

監査データの取得を行います。監査と言うのは、登録ユーザーの利用履歴になります。ユーザーの使用履歴、何を使用したかなどを呼び出せるので、バッチで特定の行動を行ったユーザーを知らせて貰ったりできます。

Security

外部ブラウザの利用設定を行います。実際にアプリで使用した際に、URLリンクをOSで使っているブラウザで開く許可などに使います。

Partner

顧客管理を行うパートナー限定
パートナーと契約する顧客企業のテナント情報を管理します。普通にはあまり利用しないかと思いますが、Partner Consoleという契約した顧客企業の情報管理を行っている場合に利用することができます。


ざっくり公式のドキュメントに捕捉をして、こんなことができるよと言う感じで伝えてみましたが実際に利用している場合には、もっとこうしたいとかここが手間だとか、ここをこのシステムと連携できないかとか出てくると思います。
そんな時にこちらのAPIを利用して、できる事を拡張して効率化する!と言うのがおすすめです。

LINEWORKS APIの実際にできそうなこと

APIの紹介ではさらっと流しましたが、実際にそれぞれを利用することでどんなことが出来そうかをちょっと聞いてみました。

思い付きの段階ですが、こういうことができるんだなと思ってもらえたら嬉しいです。

メッセージの送受信:外部アプリケーションから直接メッセージを送信したり、受信したりすることができます。これにより、既存のビジネスワークフローにメッセージ機能を統合し、コミュニケーションを効率化することができます。

グループチャットの管理:グループチャットの作成、編集、削除などの管理ができます。これにより、外部アプリケーションからグループチャットを自動的に作成したり、特定のユーザーを招待したりすることができます。

ユーザー管理:ユーザーの作成、編集、削除などの管理ができます。外部アプリケーションを介してユーザーアカウントを自動的に作成し、役割やアクセス権を設定することができます。

ファイルの操作:ファイルのアップロード、ダウンロード、削除などの操作ができます。外部アプリケーションから直接ファイルを共有したり、管理したりすることが可能です。

スケジュール管理:ユーザーのスケジュールを作成、編集、削除することができます。外部アプリケーションを介して、カレンダーイベントを自動的に作成したり、ユーザーに通知したりすることができます。

ボットの開発:チャットボットを作成することができます。ボットは、予定の確認やタスクの管理など、自動化されたタスクを実行するのに役立ちます。ユーザーからの質問に対して即座に回答することもできます。

データの統合:外部アプリケーションとLINE WORKSのデータを統合することができます。たとえば、CRMシステムや顧客データベースと連携して、顧客情報をLINE WORKS上で表示したり、ビジネスプロセスのトラッキングや分析を行ったりすることができます。

カスタム通知:特定のイベントや条件に基づいてカスタム通知を作成できます。外部アプリケーションからの情報を監視し、重要なアップデートやタスクの進捗状況などをユーザーに通知することができます。

セキュリティと認証:LINE WORKS APIは、セキュリティと認証に関する機能も提供しています。外部アプリケーションがLINE WORKS上のデータや機能にアクセスする際に、認証トークンや署名の検証を行うことができます。

レポートと分析:LINE WORKS APIを使用して、ビジネスチャットの利用状況やパフォーマンスに関する情報を収集し、レポートや分析を行うことができます。これにより、チームのコミュニケーションの改善や効率化のための洞察を得ることができます。

以上が、LINE WORKS APIを利用して実現できる主な拡張機能になります。


これらの機能を開発して活用することで、ビジネスプロセスの効率化やチームコラボレーションの向上、顧客とのコミュニケーションの強化など、さまざまなビジネスニーズに対応することができます。

もし、LINEWORKSを利用しているのなら、一度こういう事ができないかと考えてみてはいかがでしょうか?
0から考えるのが難しいと思ったら、ぜひネッコスにご相談ください^^
ぜひぜひお待ちしております~!



よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートは、制作会社としての活動費やおやつ購入に使わせていただきます❤