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メタバースって結局何なの?メタバースのわかりやすい解説&活用事例徹底紹介

みなさんこんにちは、ネッコスの井口です。ネッコスではメタバース事業もやっているんですが、実際にエンジニアじゃない社員から

メタバースって結局何なの?

みたいな疑問がの声が上がっていたので、せっかくなのでメタバースについてわかりやすく解説、そして実際どんなことができるのか実例なんかを今日は紹介したいと思います。

今のメタバースの例

わかりやすいメタバース解説


まずはメタバースについてのわかりやすい解説をしたいと思います。

一般的にメタバースって言われているのはインターネット上にある仮想空間、そこに色々な人が集まれるのがメタバースです。

そこで、現実の自分と同じようなアバターが表示されて、自由に動けたり他の人と交流を持ったりできます。

今までの考え方で言えば大昔にあったセカンドライフとか、あとはMMORPGが感覚に近いでしょうか。

ゲームだと自分のキャラクターだったのがメタバースではアバターになり、仮想空間なので現実離れした体験もできる、というのがメタバースです。

とはいえ別にVRゴーグルを用意して完全にその世界に入り込むとかそういうハードルはありません。
スマホから操作できるメタバースサービスもあります。

なんなら今では手軽にできるVtuberみたいな配信も、アバターを持って交流ができるのでメタバースと言っていいのかもしれません。

身近なメタバースなVtuber

こういうとなんですが、メタバースの定義はまだまだ発展途上のためあやふやで、完全にこれっていうのがありません。

ただアバターを使ったネット上の3次元の仮想空間で、コミュニケーションや現実とは違う体験ができればいい、というようなイメージになっています。

実際に現在の段階ではまだまだこれからな課題も多く、それぞれのメーカーや会社がメタバースを展開することでユーザーの集客やユーザーの定着が個々別になる点、集客をしてそのマネタイズポイントをどこに持つことができるか、などなど山積みです。

一時的なイベントやセミナーなどで利用されていますが、これれにどう定着させるかという点がまだ上手くいってないように思えます。

メタバースは失敗したんじゃともしかしたら思われているかもしれませんが、失敗したというよりは緩やかな発展途上、課題がまだ結構あってその解決に現在力がそそがれているというのが実態ではないかなと思います。


実際のメタバース活用事例

それでは現段階で実際にメタバースを活用した企業の事例をいくつか紹介してみたいと思います。

ここから、どんな事ができるかこの先どんな風に発展していくのかを想像したいですね。

活用事例1【バーチャル渋谷】

KDDIが作成した渋谷駅のスクランブル交差点付近と渋谷モディ前をメタバースで再現して、どこでも渋谷感覚を味わえるメタバースです。渋谷区公認で、渋谷のスクランブル交差点前で様々なイベントを楽しむこともできます。

実際ハロウィンの渋谷なんて人は多すぎるし事故もあるしであまり近寄りたくないものですが、メタバース内の渋谷なら安全に同じようにハロウィンを楽しんだりすることもできそうです。

ハロウィンイベントも実際に行われているので、わざわざ現地に行かなくても渋谷でハロウィン気分を楽しめます。

このバーチャル渋谷はVRでもスマホでもPCカメラでも楽しめます。

活用事例2【ANA GranWhale】

ANA NEO株式会社が作成したメタバースで、バーチャル空間での最大8人での旅行を楽しんだり、ショッピングを楽しめるサービスです。コロナの時代、それでも旅行を楽しみたいという需要があったのかもしれません。

3DCGで作られた世界の都市や絶景スポット空間のバーチャルトラベルを楽しめるV-TRIP
空港内でのショッピングをイメージしてバーチャル空間で買い物やイベントへの参加などを楽しめるSkyモール

という3つのテーマに沿ったメタバース空間が用意されているサービスです。

実際にバーチャルトラベルを楽しんだ際には、現実の旅行の提案もしてくれる、メタバースと現実をリンクさせているサービスになります。

活用事例3【REV WORLDS】

仮想都市空間プラットフォーム「REV WORLDS」で利用できる、伊勢丹新宿本店がある新宿三丁目周辺の景観をメタバースで再現した「バーチャル伊勢丹新宿店」があります。

このバーチャル伊勢丹新宿店は中のテナントもバーチャル空間で表現されていて、そこではバーチャルショッピングもできるし、実際にバーチャルな店員さんともコミュニケーションが取れます。

また、バーチャル伊勢丹は屋上は緑にあふれるなど実店舗とは違う部分もあり実際に来店してその差を探して楽しんだりアバターのファッションを変更して楽しんだりといったこともできます。

REV WORLDSのアプリを利用して来店ができるので、スマホでも利用できます。

活用事例4【Mesh for Microsoft Teams】

MicrosftのグループウェアであるTeamsで、ビデオ会議などの機能はすでにありますがその表示アイコンや静止画で参加するのではなく、アバターを表示して仮想空間でビデオ会議ができます。

リモートのビデオ会議が中心となった昨今ですが、やはり顔を突き合わせて話すときの熱量に比べると冷静に進んでしまいがちなのですがメタバースでアバター同士とはいえ顔を突き合わせて話すことで臨場感を得られます。

結果として積極的なコミュニケーションを促すきっかけになるかもしれません。

活用事例5【LiveStyle PARTNER】

大和ハウス工業株式会社のサービスでVRでの物件内覧コンテンツと一緒にメタバースによる3DCGで作られた実際のおうち内覧サービスも行っています。

実際にメタバースによる内覧では、メタバース内のダイワハウススタッフさんに質問をしたりというコミュニケーションも可能になっています。

内乱が簡単にできたり、実際に家や部屋の色変更なども簡単にできるため、実際に住む際のイメージがわきやすくなるというこれはメタバースをうまく有効活用したサービスだと思います。

活用事例6【Virtual Market(Vket)】

株式会社HIKKYが主催するギネス認定も受けたVRマーケットイベントで、あたーで仮想空間内に参加し、アバターの購入をしたり実際の物販を購入したり、イベントが催されてたり、企業も出店をしているなどリアルイベントと変わらないマーケットイベントをメタバースで開催しています。

年に2回ほど、開催されているこのイベントは、世界中から気軽に参加者が来ていて交流できるという、まさにメタバースなイベントになっています。

参加にVRゴーグルも必要なく(使う事はできますが)スマートフォンやパソコン1つで新しい世界に入り、みんなで交流し、体験することのできるイベントです。

活用事例7【しまね縁結び商店街】

島根県のプロモーション目的で、メタバースに仮想商店街を作成して、そこで島根県の特産品の購入や説明を受けることができるしまね縁結び商店街。

24時間どこにいても気軽にアクセスして、商品を見て買う事の出来る現代らしいけど、実際にはしっかりと商店街としてのサービスも展開されているメタバースECの一つの方っと言えます。

また、宣伝のためにリアルしまね縁結び商店街イベントと連動して特産店を出店して認知度を上げたり来場を促す試み、集客面での対応も見習うべきところがありそうです。

こちらはGAIA TOWNというメタバースサービスの中に設置されており、PCでソフトをインストールすることで利用ができます。

活用事例8【FORTNITE】

最後にの紹介になりますが、皆さんも聞いたことがある、もしくはプレイしたことがあるんじゃないかと思うバトルロイヤル型TPSゲームのFORTNITE。

FORTNITEの画面

こちらもメタバースの条件を十分に満たしておりますが、たぶんメタバースと意識せずに触ってる人が多いのではないかと思います。そして今後の世代の子は小さいころからこういったアプリで遊ぶことでごく自然にメタバースを受け入れてる世代になるかもしれません。

FORTNITEは実際に収益にも集客にも成功している事例、そしてその結果メタバースとしてよりいろいろな体験が可能になっていくアプリだと思います。

またアニメコラボなどでアバターを知ってるアニメキャラにできたり、そのアニメに似た世界に行けるというのもメタバースならではの体験になりますよね。


上記のようにメタバースの活用事例、成功事例も十分にはあり国内では主にプロモーションとして利用されていますが、今後メタバースがどんな発展をしていくかは楽しみになりますね。


今後のメタバースについて思う事


次は、紹介してきたメタバースの事例や課題を考えて私が今後のメタバースについて思うことをつらつらと書き連ねておこうかなと思います。

ここからは私がいろいろ話を聞いて思うこと、あくまでも想像の話なのでメタバースについて知りたい、という人はこの先は読まなくても大丈夫です。

メタバースの発展をしていく事で、現段階でも場所にとらわれない商流や箱の大きさが無視できるショッピングセンターなど現実では難しいことも実現していけるようになっています。

今後はそれが極端に言えば楽天市場のショップが全部メタバース空間内に存在していて、実物を確認して買い物が可能になるとかECとの組み合わせの広がり、中小企業の気軽な参画なども考えられると思います。

ECサイトとして存在しているものがメタバース内での実在に近いショップとして運用されて、もちろんセキュアなので現実の万引きのようなリスクもなくショップ展開をしていける、1つ店舗があれば全世界の人がお客様になる、というのは面白いと思います。

仮想空間でリアルな買い物ができる?

そしてFORTNITEを見ていると今はアニメや小説の中だけのフルダイブMMOみたいなのも今後はできてくるんじゃないでしょうか。そうなった時はじめて、メタバースはもう一つの世界という感じがしますよね。

そして商流として生かすのであればやはりEC、今でもNFTを利用したアバターや3Dモデルなどの販売は進んでいますし、この流れも一つの成功例ではありますが、今の成功例だけによらない思いがけないことが起きてほしいですよね。

もし私だったらメタバースパーソナルトレーニングとかで家にいながらアドバイスをもらったり、最終的にはメタバースでジムに行って筋トレできるようになったりと、現実の肉体とリンクするとかになったら楽しいんじゃないかと思います。

気軽に自宅でパーソナルトレーニングしたい!
メタバースパーソナルトレーニング
メタバースで家でジムトレーニングできたら素敵…
メタバースジム、こんな日が来るかも!

あとは、過去の映画やアニメなどがメタバース空間で目の前で時間が流れていって、それを当事者気分で眺められたり体験できるようになるというコンテンツも面白いかなと思います。

特に日本のアニメやハリウッド映画などのパワーがあるコンテンツだったらどこかが実現してくれないかなーなんて思います。

あとはヘッドマウントディスプレイが小型化して、眼鏡ぐらいのサイズで楽しめるようになれば現実世界とリンクしたARタイプのメタバースも今よりもっと色々なコンテンツが広がるのではないでしょうか。

スマートグラスがもっと進化したら…

そうなった時代でも元気に過ごして新しい体験ができるように頑張って体力づくりしておきたいです!


最後にメタバース開発を考えているなら


さて、最後になりますがここまでメタバースの事をいろいろと解説したり事例の紹介をしてきました。

最初に書いた通りネッコスでは最近ホームページにメタバース事業を掲載しており、実際にメタバースの知見があるCTOと一緒に色々話を聞いたり技術的な部分をどんどんと蓄積させていっています。

ただ、エンジニアじゃない社員からはメタバースって結局何ができるのかわからないって声を聴いたので今回まとめてみようと思いました。

もしメタバースを利用して何かしてみたい、とお思いの方がいたら一度ネッコスにご相談ください!もちろん無料で井口がお話を伺いに行きます!





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