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LINE Notify APIとLINE Notifyを利用してちょっと生活を便利に!LINE Notify活用方法【2023年最新版】
みなさんこんにちは、ネッコスの井口です!
LINEで開発で利用できるAPIの中でMassaging APIのAPIのほかに、割とよく問い合わせを受けることがあるのがLINE Notify APIというAPIです。
結構問い合わせを受けるという事は、知名度が高いのかと思えば案外そうでもなく、お見積り前の要望を聞く段階でこういうのもありますよーって説明するとそんなのあるんですか!?と驚かれたりもする。
そんな不思議な立ち位置にあるLINE Notify APIについて本日は解説してみたいなと思います。
LINE Notify APIってどんなAPIなの?
早速ですが、まずはこのLINE Notify APIについて説明していきたいと思います。
実際これがどういうAPIなのか、どんなことができるのかと言えば…特定のサービスと連携して設定したLINE Notify APIを叩くことで、設定されたLINE側にメッセージと通知が飛ぶようになります。
これを利用することでどんなことができるのかと言えば、GithubやIFTTTなどのサービスとも連携しており、IFTTTを使えばWEB上の様々なサービスと連動して、LINEへの通知を送ることも可能になります。
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たとえばTwitterで特定のリプライが来たときに通知が来たり、お気に入りのブログが更新されたときに通知が来たり、LINEと連動させて様々なサービスを執り行うことができるのは面白いですよね。
また、同様にNode-REDなどを利用すればIoT機器などからそこを叩いて、LINE Notify APIを叩いてLINEにメッセージ通知をもらう、例えば家に設置したカメラから定期的に画像を送ってもらいそれをLINEで受け取ることができたり、不在中の家でインターホンが鳴らされたのを通知したり、様々な機器と連動をすることができます。
そして、LINE Notify APIはMassaging APIよりも割と簡単に利用することができて、個人でも色々なことがしやすいのが特徴でしょうか。割と簡単に設定ができて、そして様々な通知をLINEで受け取れるようになる、というのは便利です。
LINE Notify APIの利用方法
さて、先ほど個人でも色々なことが簡単にできるといったLINE Notify APIですが、利用方法もとても簡単です。
まずはLINE Notify サイトにログインをします。
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LINEアカウントでのログインを求められるのでQRでログインにして友達追加のQR読み取りからログインするのが手早いと思います。
その後は右上の自分の名前の所からマイページに進んでください。APIを利用しなくてもそこからIFTTTやGithub、Mackerelとの連携もこのページから行えます。IFTTTでも便利なものがすでにいろいろあり、Googleプロフィールに新しいレビューが付いたら通知する、ブログなどの新しいRSSが更新されたら通知する、などのプリセット的なAppletが用意されています。
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今回IFTTTの使い方の紹介は省きますが、様々なウェブアプリケーションを連動させることができ、GoogleドライブなどのGoogleWorkspaceやX(旧Twitter)、もちろんLINEも連動させることが可能なサイトです。
さて、LINE Notifyのマイページの下部に新しいトークンを発行するという項目があるので、LINE Notify APIを利用する場合はここから発行します。ちなみに、発行したトークンは再表示できないので必ずコピーしてメモを取ってください。
トークン発行時に、トークン名と利用するトークルームの設定を行います。もし新規でトークルームを利用したいなら、先に用意しておく必要があります。もちろん1:1トークでの利用もできますよ。
さて、この設定が終わったらじっさいにAPIにPOSTリクエストを行うために何かしらのプログラムを用意して、実際にAPIをたたいてみるとこんな風にメッセージが届きます。
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今回はAPIの利用をするためだったので簡単なプログラムを作ってHTTPリクエストをしてみましたがメッセージを送信する条件が簡単であれば、APIを利用せず上記のIFTTTなどを使えば一般の方でも簡単に利用できますよ。
また、自分の作成したものをサービスとして登録することで、自分のトークルームだけでなく他の人もサービスとして利用、通知がもらえるようにできます。RSS配信をしたい、サービスに組み込みたい、などの用途ではサービス登録が必要ですね。
LINE Notifyの活用アイデア
さて、LINE NotifyとLINE Notify APIについて説明をしてみましたが実際の活用にはどんなアイデアがあるでしょうか?実際にIFTTTにあるAppletでは朝に天気を教えてくれる、雨が振りそうになったらLINEに通知する、グーグルカレンダーの予定をLINEに通知するなどの便利なものがあります。
公式ではMackerelとの連携ができるので、サーバー監視や停止時にLINEに通知が行くようにできますしある程度固定のメッセージでいいならいろいろなサービスと繋げられるIFTTTで問題ないでしょう。
到着や出発の通知が来るものなど、子供の通学の見守りにも使えそうで便利です。今の時代何があるかわかりませんしね。
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また、Googleフォームなどを利用してその結果をLINEに通知させるなどもできます。どちらも無料で使えるので考えようによっては様々なことがちょっと便利になるかもしれません。
APIを利用するケースとしては例えば定期的にとか、誰かが玄関に近づいたら写真を撮ってそれを画像と一緒にLINEに通知させる、のようにある程度メッセージの変化が多いケースやIoTと接続するケースが主でしょうか。
温度センサーや換気センサーと連動させて、エアコンの消し忘れや窓の閉め忘れなどをLINEで通知してもらったり、お風呂が沸いた通知をもらったり、ちょっとした細かいところを便利にできるアイデアは色々ありそうです。
LINE Notifyでちょっと便利な生活を
LINE Notify、そしてLINE Notify APIについて紹介してみましたが、あんまりサービスとして活用されてないのかな?とも思っていたのでちょっとすっきりしました。
カレンダーの予定やメールの着信通知などをLINEに送ってもらったり、その日の天気予報を送ってもらったり、APIを伴わないサービスでも色々なことができてちょっと生活を便利にしてもらえますよ。
そして、IoTとLINEの組み合わせを行いたいならLINE Notify API!
通知が来て見逃さないというのが大きいですよね。止めてしまったらまずいサービスや、急ぎで知っておきたいことなど、スマホに届けてくれるというのはありがたいです。
LINE Notify APIを活用したサービスなどをお考えの場合は、ぜひネッコスにご相談ください!
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