【週末暇?】美味い鮎を食べに行こうぜ【ナイショ】
お盆も明けてお久しぶりの週末おでかけですよ。まぁお盆休みも遠出してたのでお出かけと言えばお出かけなんだが・・・
さて、8月も下旬にさしかかって来ました。今まさに旬の鮎を食べに行こう!車に乗って・・・
よし、着いたぞ!「道の駅 長門峡 くんくのだいち」ここで美味い鮎が・・・ってバカ!そんな簡単に美味い鮎が食えると思うな!
ここからが本番だ!ここ長門峡の奥に歩いてしか行けないお店「鈴ヶ茶屋」があるのだ!
長門峡は阿武川だが、道の駅の裏手の川は支流の篠目川である。この付近は川遊びやアウトドアの家族連れでにぎわっている。
篠目川を渡り、遊歩道へ。
道をはさんで両側にかつてお店であったであろう建物が並ぶ。
渓流沿いに遊歩道が続く。
ギリギリすれ違えるぐらいの幅である。
まるで山水画のような断崖絶壁
対岸は山頂まで崖である。
まさに水墨画のような世界
数日前の台風で濁流になっているかなと思ったが、普通に澄んだ流れだった。
断崖に作られた遊歩道は所々で半洞門(半トンネル状)になっている。頭上注意である。
断崖絶壁を過ぎると少し開けた渓流が広がる。
道の駅・長門峡から歩き始めておよそ50分、約3.3キロ。ようやく小屋が見えてくる。
到着だ!ここが鈴ヶ茶屋である!
清流にせり出した川床のお座敷。
さっそく鮎塩焼き定食を注文してお座敷へ。
汗ばんだ身体に冷たいほうじ茶と峡谷の吹きぬける風が心地よい。
来たー!鮎塩焼き定食!
初夏から晩夏が旬の鮎だが、旬の中でも8月から9月上旬頃は「旬の盛り」と呼ばれ、最も脂の乗っている時期である。
身離れもよく淡白な身に香ばしい皮の塩味が美味い。すだち醤油の爽やかな風味も身の脂と相まって何とも美味である。
これは飲みたくなりますな。とはいえ車を運転するのでここはノンアルコールビールで!・・・とさっそく注文するも・・・「すんません、ノンアルコールビール今日はもう売り切れなんですよ~」
そうか、まさか携帯の電波も入らぬこの辺境の地ですらノンアルコール市場は大きな需要があるのだなぁ・・・と、ほうじ茶を飲みながらしみじみと思う。まぁコレはみんな飲みたくなるわな。
味噌汁にも大きな切り身が入っている。味噌汁だけではない、酢物にも入っている。まさに鮎尽くしである。わざわざここまで食べに来る価値は充分にある贅沢さである。
食後にスイカを食べながら「そういえば今年の夏はまだスイカ食べてなかったな」とふと思う。そして梨を食べながら「もうそんな時期か・・・夏ももうすぐ終わりかぁ・・・」と心の中で井上陽水の少年時代が流れるなど。
食べ終わってしばし休憩。蝉時雨と渓流のせせらぎ・・・座敷を抜ける風に時折聞こえるひぐらしの声、そこはかとなく秋の雰囲気を感じる。
いけすの中を泳ぐ鮎
さて、この道程を歩いてきたという事は・・・そう!帰りも歩きなのである!
うむ、この苔生した感じ。これはジブリ系の何かが居てもおかしくはない。コダマとか。
一応遊歩道として舗装整備されてはいるが、雨の翌日など路面が濡れている時は枯葉や苔などで滑りやすくなっている部分もあるので、行く際は底のグリップがしっかりしたスニーカー等をお勧めする。
自分はキャンパススニーカーだったが、割とフラットな底面なので何度か滑りそうになった。なのでヒールやサンダルは止めておいた方がいいだろう。
帰りに水面をよーくみて見ると・・・結構な数の魚が!鮎か?!
・鈴ヶ茶屋
・〒758-0141 山口県萩市川上
・083-854-2926
・だいたい11時ぐらいから16時ぐらいまで(お店の人に聞いたが営業時間はけっこうアバウト、秋頃は終了がもう少し早くなるとか・・・)
グーグルマップで調べても営業時間の情報が出てこないのはこのアバウトさのせいかw
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