【週末暇?】秋の山里で初めての蕎麦打ち
朝晩の冷え込みもだんだん本格的になってきましたなぁ・・・そうなってくると山々の紅葉も鮮やかさを増してくる頃ですな。
ということで、今回は昭和初期の里山の風景を再現した集落「重源(ちょうげん)の郷」に行ってきた。
ここは郷全体が有料施設になっているので入郷料520円が必要なのだ。
え?どっかからコソッと入れるんじゃないの?と思うかもしれないが・・・ここの集落に入る道は一つしかなく、この集落よりも奥には人家はない。言わば行き止まりの集落なのだ。
そして現在は人が住んでいる訳ではなく、蕎麦打ちや紙漉き、藍染め、竹工作などの体験ができる体験工房や飲食店などを、かつてあった昭和初期の民家に再現しているのだ。
というわけで、駐車場に車を停めて受付で入郷料を払う。郷の中には一般車両は入れないので1キロ近くの道のりを歩くかバスか・・・
で、コレだ!ボンネットバス!まぁもちろん当時物ではなくレプリカだが・・・まぁ雰囲気はある。
入郷料を払った郷の中の移動手段なのでもちろん無料だ。
バスに揺られることおよそ5分、着いたのは昭和初期の里山である。
偶然だが、この日は何かイベントだったらしく餅まきが催された。
しかし人がごった返す程でもないこの感じがまた田舎の里らしくていい。
紅白の祝い餅ゲット!
さて、餅もいいが今回訪れたメインはここだ。とくぢ浪漫・・・
そう、蕎麦打ち体験である。時期も新蕎麦の頃合だしな・・・
初めての蕎麦打ち。なので今回はつなぎに強力粉の入った二八そばである。
水まわしや角出しなど、混ぜ方こね方伸ばし方を丁寧に教えてくれる。所要時間は40分程度。
さすがに粉まみれなので途中の写真はない・・・すまんな、基本的には一人行動なのでね。
その場でざる蕎麦やかけ蕎麦で戴くこともできるが今回は持ち帰りで・・・
蕎麦も打ち終わったことだし、秋の里を散策
ちょうど紅葉のベストシーズン、赤が鮮やか
このような鄙びた萱葺き屋根も詫び寂が感じられて良い・・・
こちらは庄屋の庭先、鮮やか
集落の端にある浮橋神社。この体裁のきっちり整ってはいない境内、ひっそりとした趣があって良い。
ここ重源の郷では蕎麦打ちの他にも紙漉きや藍染め、木竹細工など昔の里山での暮らしを体験できる。まぁ元々この地で行われてた事かどうかはわからないが・・・(体験は要予約のものもある)
さて、行きは駐車場からバスに乗ってきたが帰りは歩いてみよう。
と、途中で甘味処が・・・ちょっと寄っていこう
みたらし団子を注文。ほうじ茶は無料。
こじんまりとしたお座敷から見える風景もいい。
苔生した石垣の道、この時期は紅葉とのコントラストが美しい。
重源の郷、秋の色彩と侘び寂びの郷であった。
ちなみに持ち帰った蕎麦は鴨せいろで戴きました。
美味かったが微妙に蕎麦切れが・・・
時空を越えた夢工房「重源の郷」:http://www.chogen.co.jp/
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