【ナイショ】令和に残る昭和!長沢ガーデン
もはや自分などが語るまでもないであろう・・・
昭和スポットや懐かし自販機界隈では有名な長沢ガーデンである。
長沢ガーデンといえばやはりこの富士電機めん類自販機であろう。80年代頃の地方のロードサイドの無人店舗などでは稼動していたが、いまや絶滅危惧である。そんな懐かし自販機が良好な状態で2台も稼動中である。
しかし長沢ガーデンの昭和の魅力はこれだけではない。食堂や旅館、温泉もあるのだが、そのどれもが昭和の雰囲気を今に残す貴重な場所なのだ。
そこで今回は自販機うどんではなく食堂でいただこう。
コレコレ、やはり昔ながらの食堂といえば入口の食品サンプルである。
店内に入るとゲームコーナーや土産物が並ぶ。何だかよくわからない景品のUFOキャッチャーやガチャポンなど、このあたりも何とも昭和な感じでよい。
?!なにぃ?!富士電機めん類自販機ディスプレイTシャツに長沢ガーデントートバッグだと?!・・・ちょっと欲しい。
何かアレだな、当初は意図せず現代に残った昭和の雰囲気に集客効果がある事に気付いてそこをウリにしようとしてきた感じだな。観光客向けに昔ながらを魅せるマサイ族とか少林寺みたいな・・・
さて、では食堂の中へ・・・料金は前払いである。入口でメニューを決めたらカウンターで食券を購入。食券を持ってお好きな席へ。
テーブル、イス、カーペット・・・どれもが由緒正しき昭和のテンプレ通りである。
今回注文したのは洋定食。エビフライにハンバーグ、白身フライに千切りキャベツ、ポテトサラダ・・・それにご飯と味噌汁、漬物である。パーフェクトだ!「洋食」じゃない「洋定食」なのだ!言わば大人のお子様ランチである!
このエビフライのタルタルソース、いかにも洋食っぽいデミグラスソース、スライスきゅうり・・・どれもが子どもの頃におでかけした日のレストランでの食事の記憶を蘇らせる懐かしい味である。
ごちそうさまでした。
さて、長沢ガーデンは温泉と旅館もあるのだ。今回は泊まりはしないが、温泉には入っていこう。
左側の黄色いところが大浴場入口、右側が旅館のエントランスロビーである。まぁ中でつながってるんだが・・・
見よ!このご時勢にこの良心的な価格!大人400円である!
この昭和の空気感よ。
シャンプーやボディーソープなどは備え付けられていないので持参するか購入するか、石鹸だけはあるので昭和らしく石鹸で頭を洗うなどという昭和プレイも一興だろう・・・自分はシャンプー・ボディーソープは持参したけどな。
あと、脱衣所のロッカーは100円がかかるぞ!帰ってこないやーつ!まぁそこは入湯料のおつりでな・・・このご時勢にこの価格で頑張っておられるのだ、それくらいは貢献しよう。
さすがに内部の撮影はできないが、昭和の大浴場である。特にサウナや露天風呂などがあるわけでもない。だが、長沢池に面したガラス張りの浴場なので明るい時間なら長沢池の風景を眺めながら入浴できる。
やはり風呂上りにはコレだな。
お座敷の休憩所もある。
この酒の自販機もまたなんとも昭和である。昔、酒屋の店先とかにあったよなコレ・・・
長沢ガーデン、是非一度泊まってみたいところではある。客室も昔ながらの「昭和の旅館」といった感じらしい・・・
とはいえ自宅は1時間ちょいぐらいなので泊まる機会がなかなかなくてな・・・
ちなみに宿泊は3500円というリーズナブルさ!
長沢ガーデン・山口県山口市鋳銭司2296
食堂・9:00~23:00(ラストオーダー22:00)
温泉・9:30~23:00(受付22:20まで)
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