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約30年ぶりぐらいにねるねるねるねってみた

"ねるねるねるね"は練れば練るほど色が変わって・・・こうやってつけて・・・うまい!!(テーレッテレー♪)

というテレビCMでお馴染み・・・という人はもう結構な年齢だな・・・

というわけで、約30年ぶりぐらいに「ねるねるねるね」をプレイしてみた。最後に食べたのはいつだったか・・・小学校高学年の頃にはもう食べてなかったので、おそらく10歳になる前だろう・・・

何という事はない、ただスーパーでふと目に止まっただけだ。

昔よく食べたなぁ、まだあるのかぁ・・・と、少年時代に思いを馳せる・・・が!なんとなく美味いような感じの記憶はあるものの、その味は具体的に思い出せない!何か甘い感じのねちょふわでちょっと酸味もあったような・・・ん~、めっちゃ美味い!というほどではなかったがまぁそれなりに美味かったような記憶はあるが・・・

気になる!めっちゃ気になる!どんな味だったか、それが今目の前にある!100円足らずのお値段で!・・・ミスターX39歳独身!ねるねるねるねを買う!

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「ふわふわおかし」などというキャッチフレーズに「ねるね」とかいうなんかよくわからんマスコットキャラ・・・そこにはもうあの怪しげな魔法使いのババァのイメージなど微塵もなかった。しかもメーカーもカネボウからクラシエになってる。きっとあのババァはカネボウからクラシエに引き継がれなかったのだろう・・・

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さっそく開けてみる。トレーの形などは変われども、まぁこの辺は大きな変化はない。画像3

強いて言えば1ばん~3ばんの袋が一つにまとめられてるぐらいか・・・昔は3種類の袋とスプーンが無造作に入ってたような気がする。

トレーの端を切り離して水を計量、1ばんが主剤、2ばんが添加剤、3ばんがトッピングといった構成も変わらんな。

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これが小袋の白い粉をトレーに出したところだ・・・合法!

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そして水をドピュっと・・・いや、表現が不適切であったか・・・しかしこのビジュアルイメージ、仕方あるまい・・・健全!

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そしてまずは水まわし・・・混ぜるとドロドロになる。煮詰めてる練乳にも見えなくはない・・・蘇!

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そして水と1ばんを満遍なく混ぜたところへ2ばんを投入。青い・・・これはスピルリナ青という天然色素らしい。青色1号とかではないようだ。まぁ人工着色料も「体に害だ~!」なんて過剰に神経質になる必要もないけどな。

そしてこれが「ねるねるねるね」のその由来ともいえる作業である。


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ドロドロの半液状と粉末が混ざり体積が膨張してもっさりふわふわになってきた。かつては「練れば練るほど色がかわって~」などと謳っていたが、今のはさほど色は変わらず・・・

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そして3ばんのラムネを右側の「ねるね」の顔面にぶち込む。

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こうやってつけて・・・

ウマい!!・・・か?

いや、美味いか?・・・まぁ不味くはない。充分食せる味ではある。しかし、そんなに背後に電飾が光るほどテーレッテレー!か?といえばそこまでではない・・・

なんだろうな・・・何味だ?

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ソーダあじか・・・ソーダ、まぁソーダっちゃソーダの味か・・・ソーダって何味だっけ・・・みたいなソーダ味のゲシュタルト崩壊が起きつつもそれをラムネの味がなんとか繋ぎとめる。ラムネ≒ソーダみたいな感じである。

・・・もしかしたら、そうだったのかもしれない。ひとつの推測として、そんな気はしていた・・・食べた記憶は残っているが味の記憶は曖昧・・・

つまり「美味い」よりも「楽しい」が勝っていただけなのではないか?

何かを混ぜたり変化させたり、理科の実験やキッチンの材料で好き放題やるような、子供ながらにそういう楽しさが主な記憶として残っているのではないか?

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と、いろいろ考えつつ完食。

何というか・・・不味くはない。が、大の大人が好き好んで食うかと言われれば否といったところか・・・しかしそれはおっさんだからね、仕方ないね。すべり台やブランコを純粋に楽しめるのは子供の頃の特権、ねるねるねるねもまた然り。子供たちが「楽しい」と「食べる」を体験できるねるねるねるねであって、大の大人が美味いだの不味いだの批評するものではない。

クラシエさん、ねるねるねるねを悪く言うつもりはないんだ・・・と、安牌を切っておく。

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