エレベーターと世界の裏


 中毒性にちゃんと嵌りました。「意識は朦朧としているかい?」のとことか特に好き。

「こういうエレベーターってなんて言うんだっけ。多分ドイツの……いや、今思い出したのは別物だな……なんかドイツのイメージがあるが……あっそもそも何て言うんだっけじゃないわ。多分名称知らないわ。見覚えは何となくあるが……」
 こういうもごもごとした思考は入浴中に浮かびがちです。多分入浴中だったと思います。数日経ってからパソコンで書いているのでちょっと自信がない。
 残念ながら私の語彙ではとっかかりが「エレベーター」と「地球の裏」しかなかったので、「エレベーター 地球の裏 MV」とインターネットをそこそこやってるとは思えない下手な検索ワードで探してみました。あれミュージックビデオなのかな。
 考察サイトをチラ見して「多分なさそう」をやりました。歌詞の考察サイト、ハヌマーンの「猿の学生」で会った時には吃驚しました。いけるんだ。
 早めにその辺りは諦め、ニコニコ大百科に「蛇腹式扉のエレベーターの後ろに~」と記載がありました。ありがとうございます。まあまあ期待していたよ。
 扉の名称だから自信ないけれど「蛇腹式扉のエレベーター」を指す言葉があるかも謎なのでここから検索をします。ありがとうインターネット。
「蛇腹式扉のエレベーター」で検索すると出てくる京都の「東華菜館 本店」で思考が脱線しました。友人と京都旅行した時、バスの窓から何度か見ては気になっていた建物です。あの見かけはそら気になる。入りませんでしたが(中華料理がそんなになので、入りたかったかと言われると難しい)。
 ちょっと調べた限りでは「蛇腹式扉のエレベーター」を指す言葉は見つかりませんでした。ないのかな、多分。

 最初に思った(思い出した)「ドイツの……」エレベーターの名前はしっかり忘れていたのでこっちも検索しました。パーテルノステル。名前を聞いても全く思い出さなかったし、どうもドイツ以外にもあるらしい。そらそう。
 十年くらい前に読んだ本に書いてあったんですよね。ドイツ在住の人が書いた本で、文庫本だったのは覚えています。うろ覚えすぎる。地下鉄の定期券的な話とかも載っていました。面白かった。パーテルノステル、おてて繋いでもらわないと絶対乗れないと強く思っている。大縄跳びに自分から入っていけないタイプには無理だ。
 うろ覚えで恐縮ですが、2000年前半か90年代後半くらいに出版された本で、「もう新しく作るのは禁止」「そろそろなくなる」みたいに書いてあったんですが、2023年10月下旬に検索してもまだ現役なところもあるっぽいですね、パーテルノステル。
 


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