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Dead Cells 5分でできる基礎練習

概要

Dead Cellsは難しいゲームだ。他者と競うコンペティティブなゲームではないが、高難易度を走るにはかなりの技術を要求される。
格闘ゲームにおけるトレーニングモード、FPSにおける射撃訓練場のように、基礎練習をすると上達に繋がる。
「今回はガチで」という本気のランの前に少し手を動かしておいてもいいし、久しぶりにゲームを起動したとき、勘を取り戻すのにやってもいい。
慣れてくると雑にプレイしがちなので、それを矯正する意味もある。

基本コンボの練習【1分〜2分】

近接武器の多くはコンボがある。ボタンを押す回数で攻撃の内容が変わる。

まずはハットリのカタナを例に挙げる。括弧内の数字は基礎ダメージ。
袈裟斬り(45)→逆袈裟斬り(55)→真っ向斬り(65)という動作でコンボが構成されている。初撃が強く、後半に向かって少しずつ威力が上がっていくタイプの武器。振りが速く、判定が長い。

次はツインダガー。
袈裟斬り(40)→袈裟斬り(55)→交差斬り(180)という動作でコンボが構成されている。コンボの3発目に強い攻撃がある武器。振りが速く、判定はダガーというだけあって短い。

ハットリのカタナは継続して斬りつけていればある程度火力が出る。一方でツインダガーは3発目が当たらないと火力が出ない。
コンボのリズムが崩れると、自分の思ったタイミングで判定が発生しなかったり、火力が出なかったりする。

コンボには1秒の猶予があり、攻撃を放ってから1秒以内に再度ボタンを押せば継続する。ツインダガーで2発目までを耐久の低い敵に当てておいて、1秒以内に3発目を別の敵に当てる、ということも可能だ。
しかし、それを行うにはかなりのプレイヤースキルを要求される。コンボはひとまとまりで使ったほうが安定する。

「ひとまとまりのコンボを出す」という決まった操作ができるように、手と指に覚えさせる必要がある。ピアノやキーボードを打鍵するのと同じで、回数をこなせば速く、正確にできるようになる。

3連コンボ→敵の裏に回るローリング→3連コンボ→ローリング→3連コンボ…
というようにローリングを挟んで行うと実用性が高い。実際にエリートを倒すために全く同じ動きをすることがあるし、コンボのリズムも掴みやすい。
ローリングの後の、微妙な位置調整まで含めて練習できると更にいい。

左右にローリングしながら3発当てるイメージで

一部の弓や鞭などコンボがない武器の場合は、当然練習をする必要はない。その代わりに距離感やタイミングなどの条件で火力が変わってくるので、武器の取り回しを確認しておく必要はある。

この辺りは自分のよく使う武器が、どのように使うと強いかを考え、「最もボタンを押す機会が多い」行動の精度を高めていくといい。

大体1〜2分も行えば問題ないだろう。

ウォールジャンプ【1分】

スパイダールーンを取得後、壁に掴まることができるようになる。壁に掴まった状態から方向キーを壁と反対側に入力しながらジャンプすると、大きく飛距離を稼げる。

ここから左に大きく跳べる

「壁に掴まった状態で様子を見る」ことや、「追いかけられている状態から、壁を使って敵から逃げる」ことができるとプレイの幅が広がる。
Dead Cellsの敵キャラクターは水平方向に自機を感知する。壁に掴まって垂直方向に位置をずらすと、こちらに有利な展開が作りやすい。
パリィ、ローリングに次ぐ回避の選択肢としても使える。

この操作もいつでもできるように練習しておく。1分も行えば充分だろう。

スキルを絡めた操作【1分〜2分】

当たり前のことだが、どんなスキルでも使ったほうが強い。被弾のリスクを減らして、迅速に敵を排除するために、できるだけスキルを戦闘に組み込むことを意識する。
ナイフダンスを発動させながら接敵する。オイルボムを投げてから松明で攻撃する。パリィと同時にタレットを展開する。
ビルドによって内容は変わってくるが、出血、炎上、毒などの付与効果をどうやって重ねて、ダメージを積み上げていくか、という練習。
武器やスキルにデフォルトでついている付与効果を軸に、ランダムでつく付与効果(炎上+40%など)を想定して練習する。

カスタムで武器の数を絞っていれば、決まった構成で練習できる。また、ランダムに武器やクラスを選ぶ場合でも引き出しを増やすことができる。

決まった構成で行うなら1分〜2分で充分。

ぶっつけ本番でもいい

Dead Cellsは「死に覚えゲーム」なので、別にぶっつけ本番で走ってしまっても何の問題もない。
やっていれば否応なしに上達する。
慣れていないビルドや、新しい武器を実戦投入して間もない、という状況ならトレモにこもることもあるだろう。
それとは別に5分くらいテーマを決めて操作の練習をすると、上達も速いしプレイも安定する。

この記事の練習方法はほんの一例だ。開発はわざわざ道場という練習場所を設けてくれている。自分だけの練習メニューを考えて、上達に繋げていけると、Dead Cellsをもっと楽しめると思う。

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