バースデーライブ、つづき

今年のミヤバはキネマ倶楽部。誕生日はワンマンがよかったとか悲しみの声も聞かれます。キャパとしてはリキッドと同じ位だし、全員杉並の時は1サポートバンドどころじゃない、メンバーそれぞれがゲストとコピーバンドを組んで、ムックでもカバーしかやらないというオールカバー祭りだったんだけど、皆めっちゃ楽しんでたんですよ。

今回と何が違うんだろう?と見て思ったのは、事前の告知。18年の時はミヤさんが早々に「全員強制で杉並やる!」って言っておられて。「何じゃそれ⁉︎」とわくわくできた。

今回は、最初の告知は日程と場所のみでしたね。半年も空くけどどうやらその間に制作するらしい。そしたらその盤を引っ提げてのツアーかな、と大方は予想できます。で、メジャー入りとシングルリリースの告知があり、その後サポートバンドというワードが出てきて。そのイメージができる人と、サポートメンバー?オープニングアクト?何のこと?と戸惑っている人がいて。
説明も最初は、運良くボイスが当たった人しか聞けないスクラッチで為されてました。
「会話が足りない」と判断した逹瑯さんが、その後ドライブ配信でも経緯をご説明されてましたね。逹瑯さんは今回の企画の発案者で、セトリも請け負っておられるそうです。

それ以前からライブのMC等でも、フェスバンドのサポート文化が羨ましいという発言をたまにされていたり、ゆっけさんもMr.JACKで若手バンドの現場に多く足を運んでおられたり、MUCCは元々縁とかコミューンとか、ジャンル問わず色々なとこと交流してきたので、サポートバンドがすんなりイメージできた方は、そういう背景があったんじゃないかと思います。
演劇だと主演の若手新人が、脇を固めたベテラン俳優と、直接生身で触れ合うことで成長するなんてことがありますが、これって音楽畑のそれみたいで、とても尊いことなんじゃないかって個人的には思ってます。何かこう、自分のバンドだけじゃなく、ジャンルや文化みたいなとこを見て動いてる、みたいな大きさを感じて。

とはいえ。メンバーの誕生日は祝いたい。それはもう至極真っ当なファン心理です。振り返ってみると、参加したい日が十分参加できる箱よりも、激戦な箱の方が多い、ゆっけさんなんて特にそうです。
コロナ禍で状況が変わって、今は特に箱を押さえ難い時代になっているそうですが、以前もやっぱりチケット入手が困難な箱でやっている。何で?


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