前置き
ChatGPTでGPTsというサービスが登場したので、試しにホラーなノベルゲームでも簡単につくれたらいいかと設定を与えた結果、良い感じにまとまった話が出来たので、ChatGPTとのやり取りも添えて掲載している。これはその第4回で、最終回。
本編 4
「気付きと驚愕」
どうするかを考えて、入力する。
「床に就くが、まったく眠れない。深夜二時。部屋の入り口からカチャカチャ音が聞こえた。あの男が来たに違いない。飛び起きて窓を開ける。2階だが飛び降りれない高さではない…が、靴は入り口の方で脱いだままだ。靴を履いている時間はなさそうなので、窓から飛び降りた風を装い、室内のタンスに隠れることにした。」
「深夜の脅威」
「やがて、そっと扉が開き、誰かが入ってくる足音が聞こえる。…ひとりではない。もしかしたら、宿の従業員全員が仲間なのかもしれない…。いない、気付かれた、窓から逃げた、などのひそひそとした会話が聞こえる。男たちは足早に去っていった。真夜はそっと箪笥から出て靴を履く。助けを求めようにも、もし宿の従業員全員が敵だとしたら、助からないのではなかろうか。とにかく宿から脱出しなくてはならない…」
「危険な夜と脱出の決意」
ここで迷ったので、提案を求めた。
「結局はつかまってしまうのだが、捕まる直前で、生還に繋がる行動を取っておきたいどんな行動が考えられるか」
「捕獲の危機と生還の糸口」
スマホ持ってるだろうに存在を忘れてたなぁーというところだった。警察を呼ばれてしまうと解決に向かってしまうので、もう少しピンチになってほしくて、充電を忘れてたことにした。昼間に祭りで動画撮りまくったり就寝時に充電するの忘れてるような描写を後で入れておこうと思った。
「携帯電話は充電を忘れており、電池残量が残り1%しかなく、緊急通報をするもすぐに切れてしまう。現在の状況、従業員たちが犯罪行為を行なっている疑いがある等のメモを、携帯電話と一緒に部屋に隠し、自身は脱出を図った。進む先に男を見つけた真夜はそっと物陰から様子をうかがっていたが、背後の気配に気づかず頭部に衝撃を受けて気を失ってしまう。」
「脱出失敗と意識喪失」
「気を失っている間、真夜は写真の少女の夢を見た。少女は想いの人と逢瀬を重ねていた。彼が拾ったという綺麗な石(何らかの鉱石)を少女は大事にしていた。その石は、あの廃屋のどこかにしまっていた。しかしある夜、少女が想いの人に連れられてきたのは山奥にある泉で、少女はそこで泉に沈められて殺されてしまう。」
「夢の中の真実」
気付くと真夜は牢屋の中にいた。洞窟の中に作られた牢屋だった。周囲には石なども転がっていた。出ようとしても鍵がかかっていて出られない。少しすると男がひとりやってきた。男は静かにするよういうと、牢のカギを開けた。静かにして、大丈夫だから、おれの言うことを聞け、と真夜の身体に触れてきた。咄嗟に真夜は手近にあった石を掴むと男の側頭部を殴った。男が怯んだ隙に、真夜は男がもってきた懐中電灯を持って牢屋から逃げ出した。
「洞窟の牢屋からの脱出」
必死で走ってきた真夜は扉を見つけ、開けた。扉の中では、赤い色をして泡立つ泉(少女の夢で見た泉)を男たちが囲み、何やら念仏を唱えていた。即座に真夜は来た道を戻った。幸い分かれ道があったのでそちらへ進んだ。男たちの怒号が聞こえた。真夜は必死で走った。洞窟は入り組んでいたが、真夜には進むべき道がわかった。あの少女の気配がする道を選んだ。
「洞窟内の逃走と導き」
やがて真夜は見覚えのある扉を見つけ、鍵が開いていることを祈りながら思いっきり突撃した。扉は勢いよく開き、真夜はその向こうの部屋に転がり込む。その先はやはりあの廃屋だった。真夜は急いで廃屋から出る。もう夜明けが近かった。林を抜け、例の立ち入り禁止の看板近くまで来たところ、多くの赤い光が見えた。パトカーのランプだった。多くの警察官が真夜の身を案じて近寄ってきていた。安堵した真夜はその場に座り込んだ。
「廃屋からの脱出と救出」
警察で保護された真夜はどこに移送される?
「警察による保護」
警察は、緊急通報を元に温泉宿を調査、真夜が宿泊した部屋で携帯電話とメモを発見、メモを元に自然公園も捜索していたところだった。
警察は真夜を保護したあと、その証言をもとに調査。宿の一部の従業員数名が犯行に関与していたことが判明し、逮捕。彼らはこの地方に伝わる陰祭を行なっていた宗教の信仰者で、真夜を生贄に捧げようとしていた。以前にも女性が犠牲になっており、廃屋で拾った手帳はその人のものだった。温泉宿自体は事件を起こした宗教とは無関係であり、その経営者から真夜は謝罪を受けた。
警察官がひとつの証拠品を持ってきた。真夜に何か心当たりがあるか聞きたいのだという。
あの廃屋で大切に保管されていたらしい。
それはあの写真の少女が大切にしていた、彼からもらった鉱石だった。
真夜は涙した。少女への感謝と、少女の冥福を心から祈った。
鉱石は陽の光を受けて美しく輝いていた。
~終わり~
「解決と感謝」
話が完結した。良い感じにまとまったので保存しておきたいが、コピペもめんどくさいので聞いてみた。
「これでこのお話は完結したわけですが、一連の内容をテキストファイル、各画像ファイルを一つのフォルダに格納し、圧縮ファイルとしてダウンロードすることは可能ですか?」
できないんですかー…このくらいのことも出来ないでアプリとは…
そして、最初につけたタイトル「紅い霧の秘湯」と乖離している気がしていたので聞いてみた。明らかに霧要素はなくなってる。
「このお話のタイトルは何だったか。タイトルとお話の関連性はある?」
タイトル変わったな…新しく提案しろ、と解釈されたんだろうか?
「タイトルのロゴを画像で作成できる?」
…というわけで以上、「温泉街の亡霊」でしたー。
いやー、AIと対話しながら話を作っていくのはなかなか楽しかった。(制作進行中の物語について誰かと話すことは、まったくと言っていいほど経験がないことなので…)
途中からは完全にこっちが内容を考えて、詰まったら提案させて、という感じになっていたので、初めて物語を作ろうという人でもこうできるのかは疑問が残る。
本記事のホラーナントカアシスタントくんは、少し調整を加えてMocking Horror Game Girlとかいう名前になっている(2023/11/16 21:00現在)
いちおうリンクを張っておく。試せるのであれば、これで試してもらって構わない。
https://chat.openai.com/g/g-PSF0BAs8m-mocking-horror-game-girl
さてさて、話の終わりまで載せたので長くなりました…
ここまでお付き合いいただいた方には感謝を。ありがとうございました。