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#バレンタイン一句(5)「まる子、落とし物を探す」の巻

みすてぃ@予知能力シリーズはあきらめた。です。

こちらに参加しますがちょっと変な作品になりました。

いつもちゃちゃ入ればかりでごめんねーごめんねー!
(それがあかん!っちゅうねん!)

おはなしは例によってオリジナルからヒントは得ていますが
実在のアニメ「ちびまる子ちゃん」と
「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」とは一切関係ありません。

(って、それをパクりと言うんやんかーい!)



20歳のまる子は公園に居た。
昼間チョコフォンデュを失敗し彼は黙って帰って行った。

まる子「とーはのしたわ」「とーはのしたわ」。。。

と、ひとり呟きながら花壇の中やら木の根元、ベンチの下を見ている。

はまじ「とーはの下?ってなんだよう?新しいギャグかー?」
山田 「面白そうだじょー。ぼくもやるじょー。」

こいつらは20歳になっても相変わらずである。。。

まる子「いいんだ山田。私一人でやんなきゃだめなんだよ。」
   

数時間前、まる子はフォンデュの失敗を引きずって街を歩いていた。
一瞬路地の奥に明かりが見えた。

まる子「こんなところに駄菓子屋さんがあったんだ!」

紅子 「ここは幸運なお客さまだけが辿り着ける銭天堂でござんす。」

まる子「これって、、、何ですか?」

紅子 「それは『みつかるチロル』。でござんす。」
   「食べれば失くしたものが見つかるかも知れないでござんす。」

まる子「じゃあ、たまちゃんにも教えてあげなきゃ!」

紅子 「それは無理でござんす。注意書きを読んで!」

注意書き※1 このことは、友達にも知り合いにも一切話さないこと

まる子「私買います。おいくらですか?」

紅子 「10円でござんす。」
   「はい。確かに1980年の10円玉、お宝頂きました。」
   「失くしたものが見つかるとようござんすねえ!」


(まる子、心の俳句)

よてけどととーはのしたわきずみなは


※注意書き2 探したいものをさかさまに読みながら探すこと

その日は見つからなかったがそれから毎朝「とーはのしたわ」を心に唱えて大学に通うまる子であった。。。

(ニャー!)

大学に受かったんや!知らんけどー





ではまた。

みなさんにいいことがありますように。



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