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ヴィクトリアマイル回顧

ごめん、一抹の不安なんて書いて…。

こんにちは、競馬ライターのエルです。

のっけから謝ってますが、みなさん、ヴィクトリアマイルのレースはご覧になりました?

アーモンドアイがゴールを駆け抜けた瞬間、なんだか震えてしまいました。
すごいものを見てしまった。

有力馬解説についてはこちら


レース回顧

残念ながら、ディメンシオン、セラピアが出走取り消しに。16頭となって出走の時間を迎えました。

1番人気はアーモンドアイ。当たり前のように単勝1番人気1倍台のオッズ。スタートを迎えるだけでも緊張でドキドキします。
いざゲート開いて、スタートはどうなのか。16頭そろったスタート。
緑の帽子12番アーモンドアイのスタートは問題ありません。むしろいい方で確実に番手を上げていきます。
まず飛び出していったのは13番トロワゼトワル、続いて2番手に10番メジェールスー、大外から17番コントラチェック。内に7番ダノンファンタジー、外に18番サウンドキアラとつづきます。
サウンドキアラは押し上げて3番手から2番手までうかがいます。それを追いかけるようにアーモンドアイがあがっていきます。そのアーモンドアイのすぐ後ろに16番ノームコアの芦毛の馬体が目立ちます。土曜、日曜のこれまでのレースから前に行く馬が有利ということもあり、積極的に人気馬前寄りのポジションをとりにいきます。
そんなアーモンドアイを挟むように内から4番シゲルピンクダイヤ、3番シャドウディーヴァ、外に14番スカーレットカラー。
一馬身離れて2番ビーチサンバ、続いて11番サトノガーネット、6番トーセンブレス、15番アルーシャと後方待機勢が続きます。
3コーナーから4コーナーをまわって、まだ先頭はトロワゼトワル2馬身ほどのリード。2番手はコントラチェック、3番手サウンドキアラとそれぞれ一馬身差をつけているが、その後ろに淡々と脚を溜めるアーモンドアイの姿。
4コーナーから、直線。アーモンドアイは若干外に持ち出すも、先頭まで4馬身ちょっと。手応えは不気味なほど落ち着いています。
アーモンドアイの後ろから猛烈に追い上げてくる芦毛の馬体はノームコア。
直線、残り200m。まだ先頭はトロワゼトワル。2番手のコントラチェックはもう手ごたえがありません。サウンドキアラがアーモンドアイと並んでコントラチェックをかわしていきます。
しかし、ここから、アーモンドアイがノーステッキでギアを一段階上げて加速していきます。サウンドキアラを置き去りにして、持ったまま必死に粘るトロワゼトワルをかわして単独先頭へ。1馬身、2馬身、3馬身と突き放していく。
サウンドキアラが粘るトロワゼトワルをようやくかわすが、アーモンドアイははるか彼方。もう届きません。猛烈に追い上げるノームコアがトロワゼトワルをとらえて3着争い。

アーモンドアイは悠々とゴールイン。
2着にサウンドキアラ、その差は4馬身。
3着にはノームコアが入りました。

アーモンドアイのルメール騎手は一度もムチを入れてないように見えました。
不安なんてなかった。
アーモンドアイの大勝利でした!

アーモンドアイはこれでG1を(海外含め)7勝目、歴代最多タイ。ディープインパクトなどの過去のレジェンドホースと並ぶことになり、あと一つ勝てば記録更新です。

次走は安田記念?宝塚記念?
ルメール騎手がインタビューでお話しされていましたが「アーモンドアイ大人になりました」
「もうレジェンドホース」。

大人になったアーモンドアイの伝説はまだまだ続きそうです。わたしたちはその伝説を見届けられる幸せなファンかもしれません。


予想の結果は…?

◎サウンドキアラ……惜しくも2着(惜しくない差

残念

しかし、予想全体で見ると、

1着◯アーモンドアイ
2着◎サウンドキアラ
3着△ノームコア

なんと◯→◎→△と3連複が的中でした!

最後ノームコアがトロワゼトワルを交わした瞬間に思わず声が出ました。
オッズは1番人気→4番人気→6番人気で29.5倍と高いのか低いのかわからないような微妙な感じですが…。

買い目披露してないので、自慢できるものではありませんが、当たったことは素直に喜びたいと思います。

来週はオークス

世代の女王を決めるレース優駿牝馬(オークス)です。
まだまだ女の闘いはつづきます。
サウンドキアラを2着に導いた松山騎手が、桜花賞馬デアリングタクトとともに、今度こそ主役となります。
解説記事、また書くのでお楽しみに!

それではまた週末にお会いしましょう〜。

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