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第81回オークス 有力馬解説

こんにちは!
競馬ライターのエルです。
わたしの参加する作品が全然進みません、どういうことでしょう?
とまあ、そんなことは置いといて!

今週はオークスです!

張り切って書いていこうと思うので、最後までお付き合いください!

オークスとは

まずは基本をおさえましょう。
5/24(日)はG1優駿牝馬(オークス)が東京競馬場2400mを舞台におこなわれます。牝馬限定のクラシックレース最高峰として、世代の頂点を決める格式高いレースです。
ちなみになんでオークスというかというと……

オーク(Oak)は、樫を意味する英語。英ダービーの創設者である第 12 代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有していた。
1779 年、彼はエリザベス・ハミルトンと結婚した際に、その記念として競馬を開催することを思い立ち、その中に夫人の希望を入れ、3 歳牝馬のレースを行い、これをオークスと名付けたと言われている。(JRA公式HPより)

早い話が、ダービー卿結婚記念牝馬限定戦というところでしょうか。
エドワード・エリザベス結婚おめでとう記念とかにすると途端に地方競馬の平場レースみたいでいろいろ台無しになるのでこれくらいにしときます。

有力馬解説(厳選5頭)

オークスに出走する有力馬を厳選してご紹介します。
ここに紹介されなくてもいい馬はいますので、わたしの独断と偏見です。

63年ぶりの無敗のオークス馬へ、晴れでも雨でも突き抜けるか
デアリングタクト
 牝3歳 騎手:松山弘平 

新馬、エルフィンステークス(L)、桜花賞(G1)と3戦3勝。たった3戦のキャリアでも、中身は充実しています。エルフィンステークスでは他馬と別次元の末脚を発揮し、桜花賞は雨を含んだ重馬場をものともせず直線だけで全馬ゴボウ抜きして戴冠。良馬場でも道悪馬場でも関係なく、追い込んでくる圧倒的な競馬で世代の頂点に立てるのか。桜花賞で評価を一変させる強さを見せ、一強ムード。敵は自分自身か…。

デアリングタクト 牝3歳 調教師:杉山 晴紀(栗東)
父:エピファネイア
母:デアリングバード(母の父:キングカメハメハ)

サリオスの2着は伊達じゃない、勝負付けが済んだとは言わせない
クラヴァシュドール
 牝3歳 騎手:M.デムーロ

2歳にデビューし、サリオスがレコードで勝ったサウジアラビアロイヤルCで2着となり、2歳牝馬のG1阪神ジュベナイルフィリーズで3着。3歳緒戦のチューリップ賞で2着、桜花賞で4着。実績では1勝馬だが、強いところと互角に渡り合える実力の持ち主。父ハーツクライの子は歳を重ねて強くなることが多く、また距離が伸びても融通が利く。鞍上も大レースに強いこともあり、おさえておかないといけない一頭だろう。

クラヴァシュドール 牝3歳 調教師:中内田充正(栗東)
父:ハーツクライ 
母:パスオブドリームズ(母の父:Giant's Causeway)

急浮上した素質馬にレーン騎乗という奥の手で勝利へどん欲に
デゼル 牝3歳 騎手:D.レーン

桜花賞を経験していない馬の筆頭候補。新馬、スイートピーステークス(L)の2連勝で挑む素質馬。3戦3勝のデアリングタクトよりも少ない2戦2勝でオークスに挑むことはやはりキャリアの少なさを指摘されるが、鞍上にはオーストラリアの若き天才D.レーン騎手を迎え、遅れてきた大物感が漂う。
馬場も日曜に回復しそうで、この馬の末脚を発揮できそうというのも怖い。

デゼル  牝3歳 調教師:友道康夫(栗東)
父:ディープインパクト 母:エーシンクールディ(母の父:Distorted Humor)

横山武史騎手に初重賞勝利をもたらし、本番は父にバトンを
ウインマリリン
 牝3歳 騎手:横山典弘

中山で勝ち上がり、タフな競馬ならもってこい。砂塵巻き起こるフローラステークス(G2)で勝ち切り、オークスの出走権を得ることで急浮上。派手さに欠けるが、その実力はいい意味で未知数。鞍上の横山武史騎手はまだ21歳ながら、今期好調ながらせっかくのオークスの舞台を掴み取ったのに騎乗停止処分で乗れず。替わりにムチをとるのは父親の横山典騎手というのがドラマがあります。

ウインマリリン 牝3歳 調教師:手塚貴久(美浦)
父:スクリーンヒーロー
母:コスモチェーロ (母の父:Fusaichi Pegasus)

名手に導かれ、一度は雨に散った桜の雪辱を樫に誓う
ミヤマザクラ
 牝3歳 騎手:武豊

クイーンカップ(G3)を好時計で勝ち、本番の桜花賞では雨に泣かされ自慢の末脚を削がれて5着と敗退。オークスでは距離は伸びるが、兄マウントロブソンは中山2000mのスプリングカップを、もう一頭の兄ポポカテペトルは菊花賞3着と、クラシックで敗れた兄たちは中距離~長距離でも好成績をあげている。兄たちの無念を果たせるかも注目だ。
天候が回復して、この馬に向いた馬場になるだろうか。

ミヤマザクラ 牝3歳 調教師:藤原英昭(栗東)
父:ディープインパクト
母:ミスパスカリ (母の父:Mr. Greeley)

もう雨はたくさん、良馬場で末脚活きる競馬で逆転だ
マルターズディオサ
 牝3歳 騎手:田辺 裕信

阪神ジュベナイルフィリーズでレシステンシアの2着と健闘し、3歳緒戦のチューリップ賞では逆にレシステンシアを差し切ってクラヴァシュドールとの接戦を制して優勝。しかし、桜花賞では重馬場が応えて8着。自慢の末脚が生きる馬場ならば、チューリップ賞のように逆転もあるかもしれない。
父キズナはダービー馬、その時の2着エピファネイアはデアリングタクトの父である。同期対決にも注目だ。

マルターズディオサ 牝3歳 調教師:手塚貴久(美浦)
父:キズナ
母:トップオブドーラ(母の父:Grand Slam)

レースをつくり、展開のカギを握る華奢な快速逃げ馬は笑顔つくれるか
スマイルカナ
 牝3歳 騎手:柴田大知

年明けの1月にフェアリーステークスを逃げ切って、3歳クラシックに名を挙げた。しかし、強敵ぞろいのチューリップ賞では撃沈。切り替えて、雨の桜花賞は重馬場を味方につけて3着に粘る。今回は距離が伸びて、一筋縄ではいかないが、目立った逃げ馬がいない以上は、この馬の「逃げ」がレースをつくることは間違いない。スマイルカナの逃げでどんなレースになるのか、また、今の馬場は味方をしてくれるのか。鞍上の柴田大知騎手の手綱さばきにも注目したい。

スマイルカナ  牝3歳 調教師:高橋祥泰(美浦)
父:ディープインパクト
母:エーシンクールディ(母の父:Distorted Humor)

まだまだ紹介したい馬もいるのですが、この辺にしておきます。紹介できなかったお馬さんにはごめんなさいです。魅力ある馬もいるんですけどね。
ルメール騎手が出て来なかったのは自分でもびっくりしています。

わたしのイチオシ

◎デアリングタクト

桜花賞みた時から、オークスはこの馬と決めていましたが、対抗馬にそれほどのインパクトを感じられず。やはり◎を打とうと思いました。
馬場も回復し、時計も速くなっているようです。どちらでも対応できるので不動の◎です。松山コンビがたまりません。がんばってほしいです。

予想は…

◎④デアリングタクト
○②クラヴァシュドール
▲⑰マルターズディオサ
△⑩ミヤマザクラ
△①デゼル
△⑫マジックキャッスル
△⑧スマイルカナ

△が多いですね。ええ、わかってます。迷ってます、買い目。
買い目に失敗してよく外すんです。予想上手の馬券下手って自分で言ってます。


解説・予想は以上です。
ここまでお付き合いありがとうございました!

オークスは明日5月24日(日)15:40発走です!

いいレースになりますように!

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