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中央集権化が日本の没落を加速する…多様性を否定する『少数派提案の切り捨て』

 今や時代は、多様性の時代と言われている。
 これと逆行するかのように中央集権化が進められている。
現在の国連や世界首脳会議を見ても、参加国自体がそれぞれの多様な価値観に基づいて主張を繰り広げる。このような状況下で、最後に『決議』として一本化しようとしても無駄である。
 一つの決議に縛ろうというのは、明らかに多様な意見を否定することと同じだからである。
 このような国連、G7,首脳会議など会議自体が意味をなさなくなっている。
 日本においても、中央集権化により、人事権・許認可権・裁量権などが独裁的に政権党に握られてしまうために、多様な意見を尊重することなどできず、切り捨てられる。
 異なる見解に対して、
 『真摯に…』『貴重な意見として…』『重く受け止める…』
と語ったところで、嘘っぽいだけで何ら考慮されることは無い。
 中央集権化によって、考え方が一つ、画一化されるため、多様性の持つ発展性が消されてしまう。自由な発想による意思決定もなされない。
 結果的に、政権党の政策が押し付けられるだけなので、議論することに何の意味も無い

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