『処理水』基準の十分の一に薄める…なぜ五分の一でないのか。全放出に要する時間が半分で終わるのに!

 世界に向かって、事故原発からのALPS処理水をトリチウム濃度を基準の十分の一に薄めるから(科学的に)安全と主張している。タンクに蓄積された処理水をすべて放出するのに必要な時間は三〇〜四〇年とも言われている。
 薄めれば薄めるほど放出する総量は比例して多くなり、総放出時間は長期となる。これは時間当たりの放出量を同じと考えている場合に相当する。
 しかし濃度を五分の一にすれば、当然、放出総量は半分になり、すべて放出に必要な時間は十五年〜二十年と半分に短くなる。
 ここで疑問が生じる。
 なぜ、十分の一に決定され。五分の一では駄目なのか知りたいものである。

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