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『思い悩む」、「思い患う」や「千千(ちぢ)に思い乱れる』

『思い悩む」、「思い患う」や「千千(ちぢ)に思い乱れる』

桜の開花まで、あとひと月程ですね。

以前からすると、随分早くなりました。

2007年の私のブログからです。

『03/29/2007 20:00:00

TITLE: 「思い悩む」、「思い患う」や「千千(ちぢ)に思い乱れる」。

今日の桜はどのぐらい開花するのだろうかとか、

今、何分咲きぐらいかなーと思いを巡らすうちに上記のような言葉が脳裏をかすめました。

その桜の事を思い患うのも実は正直な事を言えば、

明日が今年第一回目の花見だからなんです。

友人を多くお呼びしてますので出来れば満開の花を見ながら杯を傾けたいものです。

出来れば満開であって欲しい、上天気であって欲しいと期待するのは

思い悩む、思い患うとは又ちょっと違うのかも知れませんね。

花見をする方々に満足してもらえるような状況を作りたいと思う一念ですが

自然だけは私の思いが叶うわけでもなく、実現できるわけでもありませんが、

そうではあってもやはり期待をするものです。

また、日本人は感性が豊かですから、花が咲いたら咲いたで感慨や、

物思いにふけったり、咲き乱れる花に酔いしれたり、幸せ感に浸ったりするものです。

散る花びらに心を託してみたり、重ねてみたり。

あるいは千千(ちぢ)に思い乱れる心を持て余してみたり。

季節の変化に過ぎ去る年月を思い、その速さに溜め息をついてみたり。

潔く(いさぎよく)散る花びらに過去の思いや経験と決別する思いの縁(よすが)としたり。

新しい旅立ちの不安や期待を夢や希望にすり替えるチャンスにもしたり。

そんな季節の移ろいを上手に利用できると嬉しいですね。

人間ですから、「思い悩む」、「思い患う」や「千千(ちぢ)に思い乱れる」、

それでいいんですよね。

色んな思いや悩みに遭遇する事で新しい自分が作られていくんですから。

さて、今日はどんな思いや悩みを克服するんでしょうか、

そう思うと楽しくなりませんか、明るくなりませんか、心和みませんか。

「たびたび井戸から水を汲むと、必ず濁る。

同じように、物思いをすればするほど心は乱れる。中国のことわざ」』

西日本ビジネス印刷株式会社

代表取締役会長 園田 慶一

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