雑記集～春の短歌～

花ならば
散るがことわり
散るあとの
音もたてずに
流れゆく雲

桜雲は
いずれ消えゆく
散ることを
厭うことなし
曇りなき空

花散らす
想いが残る
葉桜に
あとを頼んで
来年も来る

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🎹🎹🎹

音楽を
聴いて詠みます
春の歌

南かのんさんのピアノ名曲に感動しました

ふりむけば
桜雲続く
来し方の
春は終われど
なお続く道

桜雲を
超えてゆく身の
笑顔には
みたしてくれぬ
影ひとつあり

🎹🎹🎹

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散りてなお
残す想いは
川面にも
花びらの舞い
泳ぐ手のひら


花は知る
散りどきを知る
この時に
二度とは逢えぬ
枝を遺しても

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花還る
空に舞い散る
母の恩

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去りゆく君へ
咲いてくれてありがとう

先に行く
花は静かに
散り逝くも
名残惜しやと
葉桜の声


ちぎれ雲右へ右へと流れゆく


花踊る
すずめ可愛く
小憎らしい
ちぎっては投げ
ちぎっては投げ


この年も
咲いてくれたね
ありがとう
花送る雨
新緑のカーブ

短歌も俳句も、何の心得もないままにライラック杯に参加しました

その時の下書きメモを記事にまとめた雑記集です

カッコいいヘッダー画像は
MITEI NARICOさんの作品
お力をお借りしています

南かのんさんのピアノを聴きながら、桜並木の散歩中に思いつく歌もありました

noteの皆さまに感謝しています

ここまで読んでいただき、ありがとうございます

べじさん