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社会人になる前に知っておきたいこと〜①責任の正体〜

皆さんこんにちは。

今日も記事をご愛読いただきありがとうございます。

3月ももうすぐ半ばになり、すっかり春を感じさせる陽気ですね。

4月から新たな進路に進む方も多くいらっしゃると思います。

さて、今回から新社会人向けの記事を書いていきたいと思います。

僕が肌身で感じたこと、実際に起きた体験をベースに書いていきますのでご一読ください。

今回取り上げるのはみんな大好き『責任』です。

仕事をする上で責任という言葉を聞かない日はないんじゃないかと思うほど飛び交う言葉ですが、

恐らく責任の意味を理解しないまま仕事をしている社会人はかなり多いんじゃないか。

というのが僕の正直な感想です。

そもそも責任とはどういう意味なのか。

改めて考えることとなったきっかけは、仕事上の大きなミスでした。

かつて携わった仕事で業務報告が遅れたことで、相手方に迷惑がかかったことがありました。

当時の上司と相手方に謝罪行脚に赴き、上司から経緯について説明の上謝罪するということを経験したわけですが、

当時の僕は、

自分の身の回りで起きていた状況を整理することができず、

ただただ起こった現実を嘆いていました。

悔しかった。相手にも、上司にも迷惑をかけてしまった。僕は何もすることができなかった。ただ頭を下げることしかできず、経緯の一つすら説明することができなかった。

未熟な僕に代わって、上司が責任を果たしてくれたわけですが、

この一件で責任とは、起こったことについて、経緯・理由について説明することであると僕は定義づけることができました。

そうすることで、無責任=説明できないことと定義づけることができたので、

相手に説明できないことはしない、そう心がけるようになりました。

無論責任の意味はこれだけでありませんが、自分の中における責任の意味で一番大事にしている部分です。

あとは責任は“取る”ものではなく“果たす”ものと考えるようになりました。

不祥事の責任を取って辞めるということは、社会的制裁を受けるという意味合いで世の中に蔓延っている文化だと思います。

しかし、辞めてしまっては説明責任を果たしておらず、結果無責任なのではないかということが僕の結論です。

もし、相手方や社会に対して迷惑をかけることをしたなら、なぜそんなことが起きたのか、当事者はどんなことを考えていたのか、再発防止のために今後どんなことに取り組むのか、ということをきっちり説明できてこそ、

相手や社会に伝わる謝罪になると思います。

ちなみに責任を果たすことにおいて、状況や経験値で自分が責任を果たすことができる立場が変わるということはぜひ知っておいてもらいたいと思います。

状況によっては上司に責任を果たしてもらうことが必要になりますが、

その際における自身が果たすべき責任は“上司に対して説明すること”になる場合がありますからね。

これから新社会人になる方は、

自分自身責任を果たす仕事をこなしていくこと、

自分の上司や会社は責任逃れしない上司や会社なのかどうか見極めること、

この2点を心構えにしてほしいと思います。

仕事は失敗したり、上手くいかないことの方が多いです。

仕事の基本は“相手の要求に応えていくこと”を求められるわけですから、

自分の尺度や価値観だけで仕事を進めることは難しいですよ。

だからこそ、責任の意味を自分なりに理解しておいてほしいと思います。

いかがでしょうか?ここまで読んでいただいて、少しでも責任に対する考え方について変化があればとても嬉しいです。

次回のテーマは“組織”についてです。

それではまた!

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