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くも膜下出血、再破裂するって本当なのね…

ICUは8個ぐらいベッドがあっただろうか。遠くから聞こえる声で話す看護師さんがいる。


軽い感じで話しかけてくれる看護師さん

「〇〇さん、僕が髪の毛そらしてもらったんですよ」
「えー、そうなのですかー」
「一応、ご家族に確認はしましたよ」

丸坊主にしなくてもいいのでは・・・と今でも思いますが・・・
きっと、そんなことを言っていられる状態ではなかったのですよね・・・
何気なく話しているが、新しい情報が入手できます。

「〇〇さん、救急車で運ばれてきたときは、元気だったんですよ
 でも、しばらくしたら、いきなりいびきをかき始めて
 これはやばい!ってなったんです。
 病院から運ばれてきたっていうから、
 そこの病院で少しでも処置しておいてくれたらよかったのに!
 って思ってたんです」

って、看護師さん…私が行ったのは内科です。
無理ですよ。。。

それが「再破裂」のことだった

一般病棟へ行ってから、女性の先生に聞いたのです。

「私が元気に戻れるのは、先生たちが手術をうまくしてくれたと思うのですが、他に要因があったのですか?」と。

その先生は一言「〇〇さんはラッキーでした。再破裂が病院の中だったからですよ」と。

なんと、そんなことだったのか。。。
そんな話を母にすると

「そういえば、先生も言ってたわ。
 手術前に再破裂して、みんなあたふたしてたよって」

って。そうなのか。。。
ネット検索すると、再破裂すると生存確率は70%から50%になるらしい

再破裂すると目がやられるからねー

退院して初回の検診の時に、担当医師に聞いてみました。
「私、病院についてから再破裂したんですかね?病院やったからラッキーだったと聞きました」と
「えーっと(とカルテを見る)、そやね、病院でよかったね、再破裂すると目がやられるからね」と、先生、そんな簡単に言いますね。。。

1度目の破裂が8時半だとすると、再破裂は9時半~10時の間ぐらい。
ネット上の記事には、24時間以内に再破裂をすると書いてあるけれど、本当なんですね。同じところが2回破裂する。

手術前の動脈瘤はいびつな形

手術前の動脈瘤

5.8ミリほどの動脈瘤だったようです。先日の11月の検診の時に、モニターの写真を撮らせてもらいました。記録として(笑

高血圧でもなく、お酒も月に1回も飲まない、家系でもなく、喫煙もしない。そんな私がなぜくも膜下出血になったのか?

なぜ動脈瘤ができるのか?

もう一つの動脈瘤

実は反対側にも小さい動脈瘤があり、半年後に手術したほうがいいかもね!と言われていたのですが、先日の検査で、クリップで挟むことができないので、経過観察となりました。

白黒はっきりさせたい私としては、手術してしまったほうがスッキリするのですが、それができない。。。とういうことは、ちゃんと健康的な生活をしなさいね!という警告だと受け取りました。

それも、次の検査はなんと1年後。

「次はもう一回造影剤入れて検査して、その次はMRIでいいかな」と先生。

思わず、「私、何してもいいですか?海外旅行とかも行っていいですか?」と先生に聞くと、「いいよ!クリップは探知機に反応しないらしいよー」と明るくいってくれた先生、ありがとうございました。

本当に開放された!!って気持ちになれました!
それが11月16日なので、8月8日の発症から3か月と8日。
本当にありがたいことです。

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