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今日、失敗できましたか?

失敗って言うからあかん。まだ道の途中って言うたらええねん

これ、私が失敗について、よく使ってた表現です。簡単に試行錯誤って名づける時もあります。


何か思いついて行動に移さなかったら、何も思い付かないのと同じ


これもよく言ってました。私は思いついたら、とにかく手をつけちゃう、それで誰かを巻き込んじゃう。「巻き込み型」と名付けた人もいるほどです笑


リスク回避で取らなかった行動のリスクには気づきにくい

禅問答のようですね。リスクを回避するあまり、取らなかった行動によるリスクについて気づくのは難しいです。失敗して初めて気が付くことばかりだと思いませんか。無論、賢い人なら「行動しなかった」ことで起こりうるリスクについて思いを馳せれるのでしょうが、それでもそれは想像を超えないので、経験値にならないような気もします。

「失敗した」→「失敗できた」

それでも失敗するのは嫌だなと感じる人は多いと思います。私は失敗したらシメシメくらいにしか思ってませんが(ここのメンタルって強い自信があります。さらに難しい場面に出くわしたり、苦しくなると、よっぽどでない限りウフフって思ってます。成長点に到達したわ〜って)

今日、耳にした言葉「今日、失敗できましたか?」にはちょっと唸りました。

Netflixの会議では着手した作品のうち何%が完成しなかったのかが問題になるそうです。正確には何%が完成してしまったのかが問題になると言うか。つまり、完成できないくらい挑戦的でないとヒット作は生まれないってことだそうです。映画は1本の超ヒット作で何本ものヒットしない作品を、ちょっとくらいヒットした作品を、そこそこヒットした作品をリカバーするからで、アプリ開発とかAmazonのビジネスも同じです。

商品やビジネスの一つの成功哲学を自分の生き方、人生に当てはめるのは危険すぎますが、それでも「今日も失敗しちゃった」とか「今日は失敗したなぁ」とか思うより、「今日、失敗できましたか?」と自分に(誰かに)聞いてやる方が優しい。


ナレーションレッスンに続き、毎週定例で模擬オーディションを開催することに決めました。


先週から毎週、金曜日に模擬オーディションを開催することに決めました。最後の1時間は何か新しいこと、楽しいことにチャレンジする時間にして、ここはセッションタイムって感じかな。ナレーションレッスンを通して、プロとして収録現場で失敗するわけにはいかないからレッスンでいっぱい失敗しましょうと呼びかけてきて、気づきました。オーディションもや!オーディションで失敗する前に模擬オーディションでいっぱい失敗してほしいから、色々試してほしいから。

急なお誘いにも関わらず男女それぞれ5人ずつ、参加してくれました。模擬オーディションは「失敗」に意識は向かず、「試行錯誤」に集中してた感じでした。

最後の1時間はプレイングマネージャー兼ボクシングトレーナーの、自称「ボクシングは上手くないけど、ボクシングを教えるのは上手い」武田祐一によるボクシングトレーニングでした。参加者は昨日、今日ときっと筋肉痛で苦しんでるかな笑

カッコつけてる武田祐一。トレーナーの腕前は超一流でした!

あなたは今日、どんな失敗ができましたか?