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出エジプト記の解読 はじまり

イスラエルが使用するユダヤ教の象徴(シンボル)のひとつであるメノーラ(燭台)のイラストからカバラ思想との関係がわかったため、出エジプト記を解読していきます。

★「はじまりの章」には、解読中にわかった全体像なども書き加えていく予定です。
最初は内容が薄いですが、ここの情報と最後のまとめが、最終的には重要な章になると思います。

『出エジプト記』は、旧約聖書の2番目の書になり、『創世記』の後に、モーセが虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれています。

出エジプト記は全40章あり、一度にすべての解読は不可能なため、いくつかに分けて解読したものを掲載していきます。まずは全体像の把握から・・

出エジプト記は、カバラ思想セフィロトの樹について書いてあることがわかりました。
おそらく、政治的に迫害されており、宗教という形で物語形式にしたのだと思われます。つまり、機密文書だと思われます。

カバラとは、伝承という意味です。つまり、この機密を伝承して後に理解して欲しいという先祖からの願いです。とても重要だと感じました。古代から現代まで大切に伝承してくださったユダヤ教の皆様に感謝しかありません。

ユダヤ教のみなさんに補足します。カバラおよび聖書はヘブライ語で記載されています。ヘブライ語を伝承された通り、言葉はとても重要です。ですが、古代の知恵は、聖書だけでなく、いくつもの媒体を通して受け継がれてきました。ひとつは、大陸をまたいで宗教とともに伝承された占いや思想。ひとつは、言葉です。古代に発明された言葉は、多くの情報をもっています。私はこれまで、宗教によるバイアスで神秘学研究が阻害されることをおそれて宗教を学ぶことを避けてきましたが、複数の占いや言語の知識があり、そこからカバラ思想を解読しました。よって、聖書だけの情報で解読しているわけではないことをお伝えします。

聖書について

ユダヤ教の聖書(トーラー)は、5つからなります。多くの専門家が指摘するように、同一の人物が書いたものではない思われます。以下、構成です

創世記 →こちらは、「セフィロトの樹プラス」に書いてあります
出エジプト記(名前)
レビ記 
民数記(砂漠で)
申命記

①と②は、セフィロトの樹のこと。つまり霊的なことについて書いてあります。
具体的には、①は神の世界、②は人間の世界です。
セフィロトの樹の読み方が書いてあります。とても興味深いです。
②の出エジプト記をこのシリーズで解読していきます。

③~⑤は法律だと思われます。これは、司法と同じです。

国と宗教について

多くの人が忘れてしまいますが、もともと宗教は、国をつくるためにできたものです。そして、古代人が国を作る前には、人の集団があり、その前には、信仰がありました。
まずはじめに、信仰ありきです。

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