見出し画像

子供が嫌いなピーマンを「子供の憧れの食材」にする方法。

ミサイル・クーパーです。

僕はピーマンが嫌いではない。
でも子供の頃は嫌いだった。

大人になった今、酢豚のピーマン、ピーマンの肉詰め、チンジャオロース…ピーマンが旨いと思わせる料理はたくさんあると、大人になって自分で知って自分から食べるようになった。

子供の頃「好き嫌いをするな」という理由で、世にも苦くて食べにくいピーマンをよく食べさせられた。結局子供のうちは、親の頑張りも虚しく、どんなに頑張ってもピーマンは嫌いだった。

だって子供にとってのピーマンは相当苦いからね。
そんな苦いものを好きになれって言ったって無理なんですよ。

ピーマンというのは大人が食べたって苦味を感じる。大人なった今だから、その苦味を旨いと感じられるようになってるけれど、まだ苦味を旨味と感じられない子供が食べたら、ただの「激にが」なわけで、

ある意味「拷問」だよね。


よく細かく刻んで「わからないように食べさせる」って手法を使う親もいるけど、わからずに食べたところで何の意味があるのか。それ克服って言わねーし。

そんな体験も含め、大人になった今こう思う。

子供にピーマンを必死に食べさせるよりも「子供は苦いから食べられないね。大人になったら美味しさがわかるよ」って聞かされた方が、逆にピーマンに興味が湧くと思うんだよね。

お前もピーマンの苦味がわかるようになったか。
大人になったな。


なんていう場面が生まれたりして、ちょっと目線を変えれば、ピーマンは子供にとって「憧れの食材」になれるかも知れないのに。意外と大人ってそういうとこ下手だよね、と思う。

でも子供は大人にそんなこと教えてくれないから、大人は大人になった時に、自分でそういうことに気付かなきゃいけないわけだね。多分それが大人になるということ。

過去に大人がそうしてたから、だけで判断するのは、まだちょっと子供。

ちなみに僕は「好き嫌い容認派」というわけではなく、ニンジンや玉ねぎなんかは子供のうちから食べられるようにしておく方が良いと思います。でもピーマンの苦さは別格じゃね?だから「ピーマンだけは容認派」です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?